2004年08月30日(月) |
これって・・どうなんだろ |
<中学校長戒告>「母親はがん?」 生徒に挙手で答えさせる
川崎市の市立中学校で今年2月、校長(60)が生徒7人に「母親ががんを患っている生徒はだれですか」と聞き、生徒に手を挙げさせていたことが26日、分かった。同市教委は保護者の人権を侵害したとして、校長を戒告処分にする。 市教委によると、昨年夏から今年1月にかけ、同中学の男子バレーボール部顧問の男性教諭が、部員の生徒7人に平手打ちするなど14件の体罰をしていたことが発覚。校長は2月10日、事情を聴くために7人を校長室に集めた。その際に「この中に母親ががんを患っている生徒がいる。だれですか」と聞き、当時2年生の生徒が挙手した。同16日に母親が校長に抗議。校長は謝罪したが「がんを告知されてよく大丈夫でしたね」と母親に話した。母親は納得せず、4月になって「プライバシーの侵害」として市教委にも抗議した。 校長は「病気の母を持つ生徒が頑張っているのに体罰をして申し訳なく思い、励まそうと思った」と話しているという。校長は24日から入院中で、市教委は回復を待って処分する。【堀智行】 (毎日新聞)
母親がガンかどうか・・尋ねることって、どうなんだ? そりゃあ「母親が風邪で寝込んでいる生徒は誰?」って聞くのとは 違うだろうよ。 「ガンを告知されてよく大丈夫でしたね」・・・ この台詞には頭にくるなあ。
子どもにとって母親がガンになるってどんなことなんだろう。 優生はまだ3歳だから、ガンの意味はわからない。 ただおっぱいが一つというのはわかっているみたい。 優生が大きくなって思春期を迎えて、私がガンだということを 本当にわかる日がやってくるんだよね。 お子さんが小学生、中学生くらいだとどう伝えていいかわからないという 話を耳にする。 大人でもガンと対峙するのは一騒動。 子どもがガンを受け入れるのって、大変なことなんだろうな。 どうなんだろう・・・・ 優生がきちんと、この意味を心に刻んでくれるのはいつの日のことだろ。
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