No._ _ _ _ _ _ _ _ _ Date 2003年01月11日(土) |
キラめぇ… - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ひーんごめんなさい!全然更新どころではなかった…(死)。 とにかくニュー○イプとか兄メージュとかを見ましょう。血液型とか誕生日とか、すごい傷が残っちゃったイザークとか見れるよ…。 今日言われるまで新OPですでに傷だらけのイザークだったと気付かなかったのですが(最低)、雑誌だとリアルでしたよー。すんごいショック〜(泣)。ディアイザ書きたーい!! おちおち日記なんて書いてられないのだが、もうずっと更新してないからとりあえずラウムウの続きをちょっとだけ載せてみたり…。 (※ストロベリーなんたらと言う奇怪なタイトルの続きものの一話です。しかも超中途半端です。そしてなんと言うかすでにかなり嘘っぱちなの。過去捏造のつもりで書いてるのに、絶対こんなことあえりえないとわかっています…。) では明日イベント会場でお会い出来る方、楽しみにしています!!あー新刊の表紙の色が心配でしょうがない〜っ。 今日はミゲルが見れて嬉しかったです。生き返れ。(上戸○じゃなくてレボがリポーターになったら、私はミゲアスメインサークルになっても良いとさえ思っていますよ。) ではラウムウです。本当に中途半端でごめんなさい〜(滝汗)。ちゃんとアップされてから読みたい方はもうちょっと待ってネ…。 分厚いガラスで囲まれた部屋にも、その声はよく届いた。 それが自分と同じなら、不規則に響く悲鳴は喉をかきむしる合間に漏れたものだろう、床に散らばる金属の音は、悪寒に耐えて伸ばした手が空を切り、むなしく落ちたものだろう、眠れない深夜に聞こえる壁を殴る重い音は、答えのない疑問をぶつけているのだろう。たまに見かける同じ年頃の少年の気持ちは、ラウには痛いほどよくわかった。 白い壁、曇りのないガラス、それとは不釣合いの汚れた包帯と、規則正しくこぼれ続ける点滴。冷たい空間にそんな声や音ばかりだったら、ここはどんなに絶望的かわからない。だから彼にも届くであろう嗚咽も悲鳴も、伝えられない言葉の代わりに、ラウはこらえて飲み込んだ。 相手について知っているのは自分の目で見たその容姿と、白衣をまとった大人の交わす会話の断片からだけで、名前も正確な年齢も知らない。 「おまえは私たちの未来のためにここにいるのだ」 物心がついてからずっと聞かされて来たその言葉に、あの少年もそうなのだろうと思えば、彼と口を利くことが許されなくても不思議と孤独は薄らいだ。それにすがって投薬の悪寒に耐え、歯を食いしばって夜明けを待つ日を幾度も越える。 「やはりあいつには無意味なようだな」 ひときわ大きな叫び声と、室内を転げ回る物音が隣接するラウの部屋まで生々しく響いた次の日のことだった。落胆した様子の大人たちが少年を乗せた担架を運んでいる。 「まぁそれを立証するための実験でもありますからね」 運ばれている少年の腕からは、固まってこびり付いた血に混ざってまだ止まらない赤い色がゆっくりと流れ落ち、点々と白い廊下を彩っていた。前面にはめ込まれた広いガラスの向こうから、ラウはからだに何本もの管を刺されたまま動かない少年を見詰める。 痛々しい傷跡と同じ色が彼の口もとにも見えた。ドアの向こうに消えて行く姿を見送りながら、自分の肉を食いちぎった気持ちを思って我がことのように胸が詰まるのを感じる。似たような傷跡はラウの腕にもいくつもあった。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - |