しむちゃんのつれづれ日記
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2003年10月07日(火) どちらを選びますか?

正しかろうが間違っていようが、説明をする責任のある人がそれをせずに、
オレは間違ったことはしていない、こちらの説明を聞き入れてくれないで、
一方的に判断を下すのは残念だ、なんて発言するのはあまりに無責任。

そうです。日本道路公団の藤井総裁のことです。

説明を求めているのに、都合の悪いことを隠して自己を正当化する。
そんな人がトップにいること自体が不思議です。

きちんと説明もできないのに開き直ったり隠れたりする行動は民間だったら
明らかに退任要求をされます。会社にとって害のある人だと判断されるから。
会社に不利益を生じさせることを株主は黙って見ていません。アナリストも
あれやこれやとコメントしてきますから、会社の信用が低下することは明らか。

信用の低下→借入れ金の返済要求(あるいは金利の上昇)→資金繰りの悪化
→金利コスト負担の増加→コスト圧迫→利益の減少→株価の低下→信用の低下

とまぁ、悪の循環です。

資金の調達には直接(証券による)な方法と間接(金融機関からの借入れ)な
方法とがあります。証券であれば売り方向、現金であれば返済の方向。
いずれも経営を窮地に陥れる可能性の高い状態です。多くの企業は運転資金と
して資金調達をして、そこから利益を出していくことで借金を返済していく。
その利益を出す機会を奪われることになりますから、商売そのものを諦める
ことになります。社員に支払う給料も、製品を作る資金もなくなりますから。

経営者は会社の経営に関して、第三者に対して経営内容を説明する責任があり、
いかにして評価を高くしてもらうかに躍起になっています。会社に対する信用
を得るためです。藤井総裁の場合は、この信用獲得を怠る行動をしたために
解任を要求されたわけです。担当大臣からね。

扇元大臣がこのようなことをしてこなかったのは非常に残念ですが、たとえ
時期が遅くなったとしても、やるべきことはやる。それが石原大臣の信念。
これは改革というよりも、当然あるべき姿に戻すだけ。やって当り前。その
当たり前のことがやれなかったことがバブル以降の日本であったし、そこまで
積もりに積もった日本の遺物。それはモノでもあり、人の考え方でもあり。

だからこそ、これまで当り前と思われていたことに異論を唱えて、本来あるべき
姿に立ち戻ろうというのが構造改革。あるべき姿に戻るのだから、これを改革
と言っていものかどうかと思いますが、人の考え方にも立ち入ることになる
わけですから、相当な反発覚悟でやらなければなりません。だからこそ敢えて
改革という言葉を使って国民に身を引き締めることを促がしたのです。

この小泉流改革が途中で挫折するようなことがあれば、恐らく今後永久に景気が
良くなって幸せだと多くの国民が感じるようになれることはないでしょう。
なぜなら短期的な政策は短気で終わるものだから。バブル崩壊以降、実証されて
いますからね。これを繰り返すほどアホな政治家はいないと思います。

なぜケインズ政策が効果がなかった(成長路線に戻せなかった)かを真面目に
考えていない人には分からないでしょうが。カネを注ぎ込むことは、生産性が
良かろうが悪かろうが効果は変わりません。それなのに合理的とか効率的とか
あたかも良さげな言葉を使って騙そうとするのは悪意さえ感じます。使い方を
変えるといっても同じことです。使うことには変わりませんし、効率が良く
なったとしても収入面での改善はありません。

要するに、「我が政党はあなたの収入を増やします。」ということを言わない
限りは、経済成長はありえないんです。生活は向上しないんです。

ただ、大きく分けると�仝従�を向上させる�⊂�来を安定させる、このふたつに
集約させると思います。どちらを選ぶかはあなた次第。両方ともを望むと痛い
目に会うのでご注意あれ。

はい。今日は曇り。(東京地方)


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