すばらしい日々
2005年01月24日(月)  私を呼んで

記憶ってやっぱり曖昧なんだなって事を思い知った。
買い物に行ってたときに流れていた曲の事。
ただ、イイ歌だなって思った。
後からネットで調べてみたら、好きな歌手の人の新曲だった。

私は声というものがすごく好きです。
人の声を聞くのが幸せだし、
少し離れてしまっても、顔よりも先に浮かんでくるのは
声だと自分では思ってました。
でもやっぱり違うのかもしれない。
視覚的なものも、聴覚的なものも
全ては同じように薄れていくのかもしれない。
そう思ったら何だか悲しかった。
けど、ますます「残していく事」にこだわっていこうっていう気持ちが強くなった。
忘れてしまう事ならせめて少しだけでも残したい。
嫌な事でも、嬉しい事でも、何でもない事でも。

買い物の時に流れていた新曲は、
好きだったから、好きだから、記憶のどこかでキャッチできて
それでわざわざ調べる気になったのかもしれません。
それだったら、少し幸せ。


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