すばらしい日々
2005年03月29日(火)  二年遅れの「卒業式」

先生が転任する事になった。
それを知って、ほっとしたような悲しいような気分になった。
そして「今、言うべきなんじゃないか」と焦った。

色んな考えがグルグル頭の中を回った。
言ってもスッキリしないだろう。
言ったところで後悔するだけなんじゃないか。
でも言わないと、ずっとその事に囚われ続ける。

考えた結果、言っても仕方が無いんじゃないの?
という結論にたどり着いた。
言ったところで私の気持ちは変わらない。
先生にそういう態度を取られたという事実は今更覆らない。
そして、先生がどういう返事をしたとしても
私はきっと悲しいし、悔しい。

先生、私は絶対に先生にはなりません。
先生みたいな先生になりたくないから。
先生みたいな人間になりません。
こんなにも人は傷つくという事を知ったから。


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