ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2004年07月30日(金) 新しくなるために

コウノピアで7月分の締め
計算がひととおり終わってから
来月用にデフィスプレイを変える予定だったのが
観光協会の事務局長さんがやってきて
売り場で切手を扱う話しから始まり
今後のあれこれについてしばし

今の状況を何とかもっと好転させたいと
売り場の3人ともが
同じ気持ちでいるのだが
例えば手数料が時給になるとか
密かにあちこちから聞こえてくる
売り場が外に出るとかの
可能性はほとんどないらしい

話しの場にいながら
これまで何度も同じ事を繰り返してきたのを
またぞろ再体験している気分になった
誰かにどうにかして欲しいと望んでも
結局夢のような解決策がある訳じゃない
せめて業者ごとに違う卸価格を
委託手数料に少しでも反映させてもらえるなら
もうわたしはそれだけでいいと思った

けれどそれすら
実際はどうなるか解らない
あらためて
なんのためにここにいるのか
という問いを自分の中に投げてみた
関わるきっかけになった事情とか
代わりがいないからとかではなく
売り場に自分がいることの積極的な意味を

たぶん今一番大きいのは
このところ試みているディスプレイの工夫
ひとりでは思いつかないような発想が
わたしにはない2人の個性のお陰で
意外な広がりを持てるということ
限られた小さなスペースの
いつもの商品であっても
置き方を変えることで印象はまったく新しくなる

そしてそれが
すぐにお客さんに伝わり
売れる商品が変わってきたりする
時にはこちらの意図とは違うものもあり
そんなフィードバックで学ぶことは大きい
まるでお店屋さんごっこみたいだけど
仕入れから会計から
全てをひとりでやらなくていいお陰で
生まれて来る余力みたいなものがある

さあ動かそうとなってから
あっという間の一時間
凝縮された刷新のための時間に
次の月へ向けて
自分の中もまた新しくなって行く
こんな風に変えていくちからを
ひとりでも発揮できるように
勉強させてもらっている今なのかもしれない


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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