2004年11月25日(木) |
ボタンをつけるオトコ |
月曜日から学校を休んで まだ咳が抜けない下のコ こちらはコウノピアの売り場なので 自分のお弁当をつくり ヤツの食べるお昼は ご飯とおかずと味噌汁を それぞれ温めるように指示していると 縫い物を教えてくれと始まった
もう時間がないので 夕べ教えたボタンつけを もう少しやっているように言い置いて出かけた 4年生はまだ裁縫箱も持っていないので どうして縫い物がしたいなんて 思いついたのかは解らないけど 夕べは妙に喜んでいたっけ
それで帰ってみると とりあえず与えたフリースのひざ掛けに 昨日つけた金の大きな飾りボタンだけじゃなく 赤いウッドビーズやら シャツ用の貝ボタンやら 以前わたしが手作りした 桜の木のボタンまで 色とりどり並べて縫いつけてある
しかも 4つ穴のボタンは 糸の出し方を工夫して 十字と四角バージョンをそれぞれ 夕べわたしが見本でつけたボタンは 糸がきちんと引いてなかったらしく だらしなくビローン状態なのに ヤツのボタンはどれもきっちり
夕飯の後は 名前をひらがなで縫い取って その出来栄えにいたく満足し 次にチューリップを縫いたいと言うので 刺繍糸と刺繍針を与えた まあ一時のこととは思うけれど これはいったい
いや そもそも ボタンつけぐらい自分でできなきゃと 上のコの制服のボタンが取れたとき 確か言った記憶がある あーそれだそのせいだ でもなんだか喜ぶより 一気に妄想は飛び 編物を手にCMに出ていた誰かが ついつい頭に浮かんでフクザツな気分に
ジェンダーフリー結構 橋本治も大好きだ けど
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