自民党が出した 新憲法の草案は たましいが抜けた日本人 って印象がぬぐえず いったいこれから どこへ向かって行こうとしているのか 読めば読むほど腹が立ってくる
問題の九条は 改憲しないまま解釈をねじまげて 自衛隊派遣してしまった矛盾を そのままというより さらに露呈したものになっていて これを堂々と 日本の憲法ですと言うのは あまりに恥ずかしい
戦力不所持と交戦権否認を削除して 加えられた二項の自衛軍のくだりは まるで自由のために戦うという 大義名分への序章にも読めて そう野党から突っ込まれたら どう応えるかまで予想がついて あまりにもばかばかしい
だったらいっそ いざとなったら戦争も辞さないって 言っちゃったらどうなのさ たかだか建国200年の 蟹座のあの人みたいに 硬い甲羅に包まれて パワーゲームを繰り返す
こんなに歴史のある国なのに 臍の緒がかつてどこに繋がっていたのか まるで失った前文も あまりにも無味乾燥にすぎ いかにもお勉強だけできるヤツが 仮想の国をでっちあげて 憲法とやらを作ってみました みたいな文章だ
わたしは心底この国を愛したい これからの子どもたちが 心からこの国を思い 生まれてきたことを喜び 勇気を持って大人になっていける そういう憲法を学ばせたい
いいのか本当にこのままで すぐ過去になる今を 歴史を作って行くのは わたし達ひとりひとりなのに
|