夢ーつれづれ日記
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2009年01月05日(月) 2009/謹賀新年

無事、正月終了。

ばあば昨日、帰りました。

おとなしく素直になった。
と、思ったのは初めの1日だけ。

相変わらずの減らず口。   >ま、その方が安心だけど。
あんまりなので、いつものようについ、どなりちらした私。

「もう、勝手に話つくって、ゴタゴタ言うな!
あんたのその一言で、みんなが迷惑するんだそ!」

「ああ、そうかい。話、作ってやる〜!! ははは」
と高笑い。あげくの果てに・・・

「知ってるあんた? 私なんて、妄想がすごいんだからね!
 便秘になると私、妄想言うのよ。妄想いってやるから!」

と、えばるってるんだから、とんでもない奴。

でも、妄想を妄想と理解したあたり今年は凄い事だ。

実際、バアバは便秘が続くとデビット・リンチに負けないぐらいの
不条理の世界を口走るのだ。
呆けとも、認知症ともいいがたい荒唐無稽な事を、実しやかに言う。

今まではそれを
「本当だよ。絶対!本当にそうなんだもん」と言い張ったのに。
すごい進歩。

勘違いと思い込みと、妄想はまた別もので、
その辺も理解しているみたい。
<勘違いと思い込みは、まだ認めないけど。これはもう無理でしょ。
以前この日記にもばあばの妄想については書いたけど、ほんと、おかしな話>


20年ぐらい前だったかな、、、故父が初めて発作で倒れ、
母がすがるように、私にしがみついてきた時
――この人はもう、こうるさい私の母親でなくて、子供だな――
と、思ったのをよく覚えているけど、、
ますます、子供にかえっていきます。

バアバが帰える日
迎えに来た兄が、ニヤニヤしながら私に聞いた。
「婆さん、うんち、どうしたよ?」
「ちゃんとトイレに誘導したら、したよ」
「嘘だろ! なんで家ではしないんだよ!
ふざけるなよ。このばばあ! 出来るんじゃないかよ!」

兄貴に罵倒されながも、らへらへら悪童のように笑い、
介護車に乗って「バイバイ」と手を振り、帰って行きました。

まあね・・・
今回、私は24時間看てるから誘導できたけど、
家で一人暮らししていて、
ルーティンで訪れるヘルパーさんや兄貴に「今、しろ!」
誘導されても上手くはいかないよ。

とりあえず、足が去年よりもいいみたいで、なにより。
これ以上、悪くならないでほしいです。

坊っちゃん共々、現状維持.


バアバ、坊っちゃんにお小遣い置いていきました。
「ホント、おとなしくていい子だね」と。

坊っちゃん、いい子にしていた正月です。


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