FayeBlue
目次☆過去☆未来
嫌な事っていうのはまたおもろいくらいに
一気に起こってくれる。
今日散々会社でクライアントと保険会社との間のイザコザで嫌な気分になり、
会社を出る直前までそれは続き
会社を出てからも、すっごく嫌な気分だった。
確かにここ何日か車の調子がおかしかった・・・・
エンジンをかけると
ブルッ ブルッ ブッルルルッ・・・・
ブルッ ブルッ ブッルルルッ・・・・
ブルッ ブル ブルブルブル
っていう音と共にすごくエンジンが揺れて車も揺れてて
でもエンジンをふかすとエンジンが落ち着いて
その後はいつも通り普通に走ってくれてた
だから今日もエンジンかけた時
ブルブルいってたけどいつもの様にふかしてから
Driveにいれて走り始めた
走りはじめたらまたいつもの様になんの問題もなく動いてる
かのように見えたが、しかし
ちょうとFreewayに乗ろうと右折しアクセルを踏むと
全然加速しない上に、逆に車が止まりつつあるではないか
完全に止まりそうな勢いだったから車を右に止めてちょっと待ってみた。
Freeway入り口、かつRush Hourで沢山の車が私の横を通り過ぎる
“どうしたの?”って顔で皆見ては通り過ぎていく
またエンジンをかけようとしたのだけど
ブルッ ブルッ ブッルルルッ・・・・
ブルッ ブルッ ブッルルルッ・・・・
というだけで、しまいにはキリキリキリキリ・・・なんていう
違う音まで奏で始め全くもってエンジンはかからない
どうしようもないのでレッカー車を呼んで
車の中でひたすら待つ事にしたのです。
電話をして5分くらいしたら車の後ろに
レッカー車が付いたのがミラーで見えた
前回レッカーを頼んだ時2時間近く待たされたから
“おぉ、今日はやけに着くの早いじゃん”
って思ってたんだけど
レッカーのお兄ちゃんは何故かメトロのマークが着いてる作業着を着てて
車の中の無線機で誰かと話している様子
そして彼が出てきて私の窓をノックした
『どうしの?』 ⊂ ̄・ ̄⊃
『突然車止まちゃって、エンジンがかからなくなったの』(・_・ )
『どれ、もう一回エンジンかけてみて』 ( ̄ー ̄
ブルッ ブルッ ブッルルルッ・・・・
ブルッ ブルッ ブッルルルッ・・・・
『ガスも満タンだし、オーバーヒートしてるわけでもないしなぁ。 どうしたんだろうねぇ。まぁ、ともかくレッカー車呼んだ? 君の車道をふさいじゃってるから動かさないね。』( ̄ο ̄)
(私の呼んだレッカー車ではないのね・・・・)(T.T )
『準備するから、君は僕の車に乗ってて。』
言われるままに車に乗り込み、
彼はせっせと後ろで車を繋げてた。
準備が終わって彼はすぐ次のExitから普通道へと出て
出口の近くの民家の集まる道路へとつけた。
(・・・・この場所治安悪そうだぁ・・・・)(;¬_¬)
『君はここで1人で待ってるの大丈夫?』
『いやぁ、ここで1人は怖いナァ・・・・』(>_<")
『んじゃ、僕がこれから保安官に連絡してレッカー車が来るまで 一緒に君と待っててもらう呼んであげるね。』
と言って車のトランシーバーで誰かと連絡をとってしまってる。
あやややあああぁぁあ
確かに怖いけど、何か私とっても迷惑かけてしまってる?!
その間私はルームメイトに事情を説明して来てもらう事にしてた
そしたらまた最悪な事に携帯の電源が切れちゃって・・・・
(レッカー車の人もこの番号しか知らないのに・・・・)
『今保安官がこっちに向かってるから安心してね。 これから君がする事は、 車に戻って、 窓は閉めて でもちょっとは開けておかないと窒息とかしちゃうね。(笑)
それで車の鍵はしっかりかけておいてね。』
あぁぁぁぁ、私はホントにこんな場所で1人で待つのかぁ・・・(^。^;)
レッカーのお兄ちゃんはそれでも心配だったのか
その後15分くらいは一緒にいてくれて色々話してくれてたのだけど
やっぱり彼も仕事中、帰る前にもう一度保安官に連絡して
今どこら辺にいるのか確認を取った後、
『あと10分くらいで着くからさっき言ったように車の中で待っててね』
と行って彼は去ってしまった。
それから15分くらいでルームメイトが来てくれたのだけど
それまでの間は1人でいる心細さとこの治安が悪さにホント怖かった。
そして、チャッピーと3人で外で話していたら保安官が来た。
Arlingtonに出動! 言われて来てみたけど事件のようではないし
アジア人の子は1人ではないし、犬とかまでいて普通に見えたのでしょう・・・・・
『どうしたの?』
『道路交通のレッカーのお兄ちゃんがね、 車が止まってレッカー車を1人で待ってる私に気を使って、 あなたを呼んでくれて・・・・。 でもルームメイトが来てくれたから、他に忙しいのなら もうダイジョウなので・・・・』
『これも僕らの仕事だから、気を使わないでいいよ。』
実はここに来るよう言われただけどどうして呼ばれたのか
理由を聞いてなかったらしい
その後何故かもう一台の保安官が現れ
何故か私の車は保安官の車2台で囲まれてしまった。
ご近所の人も、通り過ぎる人も、何事?って顔で見てて・・・。
恥ずかしかったのと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その後保安官の人とお話をしながらレッカーを待っていたのだけど
“市民の安全を守るのが仕事なんだ。”(⌒O⌒)
とさらりと言ってホントずっと待っててくれた。
今までの保安官とか警察とかのイメージってあんまり良くなくて、
“チケットばっかり切ってぇ、チェーシングしては車を壊して税金の無駄やぁ!”
とさえ感じていた。
確かに会社での事も車の事も最悪だったけど
最後に何だか保安官の人と話ができてすっごく良かった。
レッカー車が来た時はすでに周りは真っ暗で
保安官が一緒にいてくれてホント安心だった。
ちゃんとレッカーの人が私の呼んだものかも確認してくれて
何かたかがその辺のアジア人の女の子1人のために
ちゃんと守ってくれようとしてくれてるのに感動しちゃいました
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