FayeBlue
目次☆過去☆未来
今まで色々な人と何回かデートとかしてたけど
最初のデートはうんと緊張しちゃって
楽しんでいるようで、どこか気を使ってて
家に帰ってくるとドーンと疲れを感じてた。
結構お互いお酒でできあがってたのもあるかもしれないけど、
今回はどこかであまりにも自然でいられる自分に
私は何か嬉しさを感じた。
お互いビックリしてた。
今回は最初から何かが違ってた気がする。
電話が苦手な私は誰からでも電話番号をもらったとしても
自分から電話をかけようとはしない。
でもどういった訳か今回は会った事もない人にも関わらず速効かけてた。
確かにうんと緊張もしたし、うんと勇気のいるものだったけど
初めて話したわりにはなんだか笑いの絶えない電話だった。
それが2週間前。そして2週間後の土曜日に一緒にデートする約束をした。
その2週間はたまに電話したり、おばちゃんを通しての挨拶。
FAYEは早く彼に会ってみたくてしょうがなかった。
デートの時間はホントあっという間だった。
気がついたら3時近くになってた。
一緒にいる間はいつもどこかをさすってくれる。
私の背中だったり、腕だったり、手だったり・・・・
それが私をうんと安心させてくれる。
暖かい人の温もりを感じる。
私も彼の腕や手を同じようにさする。
暖かい気持ちになる。
まだ一回だけしか会った事ないのにそれにも関わらず
色々な会話の途中で自然に次はこれしたいねぇってなる。
それがあまりにも自然で何だか不思議なんだけど嬉しい。
週末があけ週日が休みの彼に電話をする。
『遊び来る?』と気軽に誘ってくれる。
『今日はいいや、でも良かったら明日お家に行きたいな。』と私
『うん、うん、おいで。仕事終わったら電話くれる?』
こんな他愛のない会話なのだけどうんと幸せな気分になってしまう。
こないだは酔っ払ってたけど今回はシラフだから話せるかなぁ
なんて心配は全くいらなかった。
仕事を終えて家に帰る軽くご飯食べて
服着替えて彼の家に向かい、彼の家の前から電話をする。
パーキングを見つけるのに一緒に来てくれる。
ほら、また自然と背中をさすってくれてる彼。
ちょっと緊張してた自分がおかしくなった。
もっと彼に私を知ってもらいたい
だから素直に気持ちを、考えを、感じた事を、
言葉を選びつつ話す。
もっと彼を知りたいから
彼の話す事を、言葉を、
聞き逃さないよう耳を傾ける
彼の表情を見逃さないよう目を見て話す。
焦らず、ゆっくりと今はうんと楽しみたい
そう自然と感じれる
それが嬉しい。
FAYE26歳。
トキメキ始めました。
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