あかねこ日記...あかねこ

 

 

小心者 - 2005年03月14日(月)

あっはっは。
おひさしゅうぶり♪


昨日、友人との待ち合わせまでしばし時間があったので
一人でドトールに入ってお茶でもしようと思った。

日曜の夕方とあって、レジ前には結構な行列。
その列に並びながら、何にしようか考える。
ちょっと小腹も減ったし、何か食べちゃおうか。。。
あ、ミルクレープおいしそうだな〜〜♪


あたしの後ろに、一組のカップルが並んだ。

彼 「あ、オレ、ミルクレープ食おっかな〜」
彼女 「え〜。あたしショートケーキがいい!ショートケーキにしてよ!」
彼 「えぇぇぇ。オレはミルクレープがいいの!」


一人1コずつ食べればいいじゃんよぉ、全く・・・・


あまりに彼がミルクレープを食べたがってるのを聞いて、
あたしの”ミルクレープ食べたい度数”
が一気に高くなる。
ふと隣のガラスケースを覗くと、残ったミルクレープは残り2コ。

あたしが1コ頼んで、ちょうど彼までか。。。ふむふむ。
と思ったそのとき、あたしの前方で
「ミルクレープ!」
のひとことが聞こえる。
ガラスケースから1コのミルクレープが連れ出され、残されたのは1コ。


えぇぇぇぇぇ!!!!!

あたしが頼むと、あんなに食べたがってる彼が食べられないよね?
あたしそこまで熱望してたわけでもないしな〜。
でも先に並んでるの、あたしだべ?
えぇ〜、でもなんか知っちゃった以上、
何だか意地悪のよーな気がするし・・・
一気に一人でアタフタ・・・・(バカだなぁ〜)


そしてそういうあたしのうしろで、彼もまた心配していた。


「あ〜、やばくね?あと1コ。ちょうどオレまで??」


心配はしているが、オメデタイ。
アナタは何を根拠に”オレまで?”などと言っているのかな??
そのアナタの目の前の女が、残り1コのミルクレープを虎視眈々と狙っているのだよ?

と、妙な優越感に浸りつつ、
でもなんとなくその事実を知っちゃった以上、
あたしは彼からミルクレープを取り上げてはいけない気分になってきた。



ココはひとつ、あたしがミルクレープを我慢してあげよう。



見ず知らずの他人になんでそんな気を使うのか、
(しかも使わなくていいところで・・・)
自分でもまったくよくわからんのだけど、
変に小心者なのである。。。


あたしが悩んでる最中も、
彼と彼女の
「ミルクレープ!」
「ショートケーキ!」
押し問答は、平和に続いていた・・・・




しかもこの話、ここでは終わりませぬ。


ハイハイ。
あたしは、この目の前の”ミルクドーナツ”で我慢しますよ。
と、ミルクレープを孫に譲ったおばあちゃんのよーな気持ちで思った
そのとき!
またしても彼らが!


彼 (ミルクドーナツを指差して)
「あ、お前コレでいいじゃん!笑」

「コレ」ってアンタ今、ミルクドーナツをちょっとバカにしたでしょ?!(←被害妄想)
せっかくミルクレープを譲ってあげたあたしが、
食べようかと思ってるミルクドーナツををををを!!


そして、極めつけは
こともあろうか、彼女が


「え、やだぁ!こんなのぉ!!!笑









「こんなのぉ!!!」だぁ?!?!



むぅぅぅぅ。





なんだか、ミルクドーナツを頼むのがとっても恥ずかしい気になって
結局おとなしくブレンドコーヒーのSサイズのみ注文してるあたしがいた。



悲しかった。


なんであたしはこんなに小心者なのぉぉぉ(T0T)・・・・・



今度は絶対ミルクレープ食べてやる。
遠慮なんかせんもんっ!!






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