武ニュースDiary

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| 2009年10月12日(月) |
金城武ミニストーリー�� |
昨日のお誕生日のみなさんのメッセージを拝見すると、 いろんな方がいろんな出会いをしているのに、ちょっと感動しました。 思わず笑ってしまうユーモラスなお話もあり、優しい気持ちになれる気がします。 みなさん、ありがとうございました。
さて、ネタバレDiaryの「投名状」コメンタリーは果てしなく続きますので、 ちょっと別のことも。 KIMIKOさんが教えてくださったm(_ _)mブログ主さんは、金城武とフーロンで一緒だった人のようで、 当時の武との思い出を、今のところ4回、書いています。 生活感があって、なかなか貴重な話です。
(1)金城武が描いた漫画
大スターの金城武はデビューしたばかりのころ、 いつも事務所で大人しく仕事が来るのを待っていた。 ぼくはその頃「フーロン放送」番組部に勤めていた。 金城武はいつもぼくの席の前に座って、マンガを描いたりして、 仕事を待つ時間を潰していた。 ある日、ぼくが台本を書いていると、彼は、ぼくにマンガを描いてあげると言った……
(ほんとに女が欲しいんだ) *絵は本家で見て下さい。
そして、こんな絵を描いてぼくにくれた(右下の隅にサインがある)。 「セリフは君の心の声だな」とぼくは言った。
当時、金城武はもう個人アルバムを出していたが、仕事はほとんどなかった。 テレビ局から仕事が入れば自分で駆けつけなければならず、 事務所は広報の人間を一緒につけてくれることはなかったから、 ぼくはこの新人のことを、実に気の毒だと思ってみていた。
そういうとき、彼はいつもぼくに車を貸してくれと頼んだ。 ぼくがその頃乗っていたのはプジョー205のマニュアル車で、 彼に車を貸してくれと頼まれるたび、本当は全然気が進まなかったのだ。 なぜかというと、フーロンのあたりは本当に車が停めにくくて、 出勤のたびに、駐車場所を見つけるのが一苦労だったからだ。 (ときには路地に停めたりしたが、駐車料は浮いた)
ある日、彼がまた車を借りたいと言ってきた。 「なぜ?」 「テレビ局の仕事があって急がなくちゃいけないんです」 「だめだ、今やっとちゃんと駐車したところなんだから……」とぼくは答えた。 すると金城武は、あらゆる方法で甘えながらぼくに頼みこんだ。 「戻ったらちゃんと駐車するから……すごく気をつけて運転するから……お願い!」 という具合だ。 いつもこうやって、ぼくを断れない気持ちにさせてしまうのだ。 「わかったよ! 帰ってきたら必ずきちんと駐車するんだぞ」 そして、キーを渡してやった。
その後、会社からぼくに彼に車を貸すなとお達しがあった。 彼が不必要な面倒を起こすのを心配したのだ。
1994年、金城武は「温柔超人」を出したばかりのとき、 売上をとても気にしていて、ずっとふさいでいた。 会社の女性の同僚Mのおじさんは密宗の林雲大師で、 その頃ちょうど帰国し、大晦日に幸福を祈る法会を行うことになった。 そこで、Mはぼくと金城武を連れて参加することにした……
(2)林大師灌頂記
大晦日の夜、家族と年越しの食事をすませると、ぼくは車でMと金城武を迎えに行き、 一緒に林雲大師の修行所に向かった。 林雲大師の修行所はそのとき、長安東路にあるビルの最上階にあった。 ぼくらがエレベーターに乗る頃には修行所は人で埋め尽くされていた。 みんな大師の名を慕ってこの活動に馳せ参じたのだ。 Mはとても熱心にぼくらをおじさんに紹介した。
やがて儀式が始まった。大師は人々の幸せを祈願し、 それからいよいよメインイベントだ…… みな一列に並んで1人ずつ林雲大師に灌頂(かんじょう)加持をしてもらうのだ。 Mはぼくらに、今日の活動に参加した人は、みな紅包を包んで気持ちを示すのだと話した。 ぼくらは2人ともよくやり方を知らなかったので、用意してきていなかったし、 いくら包めばいいかもわからない。 でも、Mが「大丈夫、気持だけでいいから」と言うので、 ぼくと金城武はしばらく相談したあげく、ぼくは紅包に200元包み、 金城武は米ドルしか持ち合わせがないと言って、1ドル包んだ。
その日、会場には200人以上信者が着ていたから、 バルコニーまでびっしり人で、30分ぐらい並んで順番が来た。 林雲大師がその不思議な力を持った両の手で、ぼくらの頭から気を通すと、 身も心もたちどころに心地よく、元気百倍になった気がした。
その日の儀式の最後に、1人1人に煮卵が配られた。 その卵の殻をむき、東へ向かって100歩あるき、天に向かって放り投げる。 こうすると、この1年の悪運を払うことができるのだという。 そこで、ぼくら3人は大勢の人に交じって一緒にエレベーターで下に降り、 真夜中の長安東路を東へ100歩あるいて、卵の殻を空中に放り上げた…… (翌日、通行人が、どうして道が卵の殻だらけなのか、不思議に思ったに違いない)
この加持の後、金城武の芸能界での仕事はとんとん拍子にのぼり詰めて行った。 もちろん彼自身の努力も、誰もが認めるところだが、しかし…… 同じように大師の灌頂を受けたのに、 どうしてぼくはいまだにこのように黙々と無名のまま、何事をも為し得ないでいるのだろうか。 たぶん、努力がまだ足りないのだろう。 だから、もっと頑張らねば。頑張れ! 頑張れ!
*後になってMが紅包に入れた金をぼくらに返してくれた。 おじさんは袋だけを収めたのだそうだ。 (続く)
BBS ネタバレDiary 19:00
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