きょう、たぶんG5がくるということで、机の配置換えとかをどうするか決めないままで気にかかっていたのがテレパシーで届いたとしか思えません。
前に少しだけ依頼をほのめかしていたコーディネータの方から朝突然電話が入りました。まさに今オフィスの鍵を開けようという瞬間です。
「近くにいるからちょっとよってみていい? 出かける予定ある?」
「実はきょう新しいMacがくるかもしれないんで、待機なんです。」
彼女は、わたしがエアコンのスイッチを押している間に瞬間移動のごとくやってきました。少し会話したあと、
「できた」
と宣言。そして、G5を置く場所を作るために、ふたりで今から全部動かそうといきなり言い出しました。引っ越しのときに置かれたまま、重くておっくうで、一大決心がなくては動かせない書棚がついに本来の場所に設置されました。そしてもろもろの物体があるべき場所に移されました。
伸び放題になっていたアイビーの葉っぱはぱちんぱちんとはさみで摘まれ、そのひと葉を挿されたガラスのフラワーベースは生き返り、買っては適当に置いて満足していた小物たちひとつひとつにまで命が吹き込まれたのでした。