『恋をしたい』と思っていたわけじゃない。 『好きな人が欲しい』とも思ってなかった。 ほんのりさんを見ているだけで満足だった。 動きたいと思いながら、私は立ち止まっていた。
それなのに、いつの間にか貴方を想っていた。 自分でも気付かないうちに、想っていた。
ほんのりさんを見ている時は、どこかに不安があった。 このままじゃいけない。出逢いを求めなきゃいけない。 でも、探して見つかるものでもない。誰でもいいわけじゃない。 この繰り返し。
貴方に出逢った時、私はある種の開き直りがあった。 ほんのりさんだけを見ていようと、ちょっと現実から逃げてた。 (ほんのりさんは、到底お付き合いできる人ではありません)
そんな時、貴方に出逢った。
あれからまだ3ヶ月。 会った回数はまだ片手くらい。 メールはそれよりちょっと多いかな。
会う回数が少ない分、 ゆっくりじっくり貴方のことを好きなのか自問自答した。 好きだと自覚することが怖くて、かなりしんどい時期もあった。 ほんのりさんの知り合いだから、なんだか変に気持ちを止めていた気がする。 貴方ではなく、ほんのりさんに近づきたいからじゃないの?なんて、 自分で自分を疑っていた。
だけど今は、「好きだなぁ」と素直に言える。 笑顔で言える。 こんなに明るい気持ちで、 こんなに素直に、「好きだなぁ」と思える恋があるなんて、ちょっとびっくり。
その反面。 これ以上気持ちが膨らむことも少し怖い。 素直に好きだと思える大切な恋だからこそ、怖い。
矛盾しているけど、怖いよ。
でもね。 今はそんなことを考えないようにする。 まずはちゃんと自分の気持ちを温める。 そして、貴方との信頼関係も温める。 少しずつでいいから、私のことを知って欲しい。 貴方のことを知りたい。
まだまだ気づかれてないんだろうなぁと思う。 気づかれても困る気もする。 でも気づかれたい気も、する。笑
2月は二回会える。 今度は最初から笑顔で会えるといいなぁ。
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