昨日、貴方に会いに行った。 私は最初から最後まで笑顔でいれると思った。 だって、この間会った時。 そして、その後に貰ったメール。 どちらにも励まされ、そして背中を押され、やさしさをたくさん貰ったから。
なのに、泣いてしまった・・・。
でもね、それは悲しい涙ではなかった。 嬉しく温かい涙だった。
不意に公の場でメッセージを投げかけられた。 それは本当に予想外のタイミングで、予想外の出来事。 私がメールに書いた内容の言葉を使ったもので、 貴方の返事に書かれていた内容でもあった。
普通に聞いていても誰も変に思わない内容だけど、 ふたりにしか分からない言葉や表現がたくさんあった。 貴方の視線が私に向いていたこともちゃんと分かったよ。
メールという電子文字で読むのとは全然違う。 貴方の感情や表情が、私をやさしく包んでくれた。
”なんてやさしい人なんだろう"と、心の中が温かくなって、自然と涙が溢れた。 驚きと喜びの涙。
でも、もしかしたら勘違いかも?と。 自惚れてはいけない・・・と、あんまり浮かれないようにしていたら。 ふたりで話した時に、やっぱり私のことだったとしった。 嬉しくて仕方なかった。 メールを読んだ時、 『一般論かも』と思ったことがとても申し訳なく思えた。 ちゃんと考えて、本心を書いてくれていたのにね。
『もっと凹まそうと思った』と笑いながら言った貴方は、 きっと私が泣いたことに気付いてたんだろうなと思う。 ちょっとした照れ隠しだったのではないかと、密かに思った。 だって、一見いじわるなその言葉からも、 あの日から気にかけてくれていたことが伝わってきたから。
ありがとう、本当に。 温かくて温かくて仕方がない。 自然と溢れてくるこの感情を、どう表現していいのか分からないよ。
貴方のおかげで、ずっと決心がつかなかったことを実行に移せそうです。 ちゃんと怖がらずに、貴方のことを好きでいたいから。 ためらっていたことを実行に移すと決めたのです。
ありがとう。 貴方に逢えて良かった。 貴方に会いに行って良かった。 昨日のことは、絶対に忘れない。
貴方を好きになって、良かった。
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