貴方のことを崇めすぎかなぁとか、 良いところしか見えてないのかなぁとか、 恋特有の、あばたもえくぼ状態になってるのかなぁとか。 そんな風に思ってしまうこともある。
だって、理想通りの人なんていないはずだもん。 あんまり『素敵な人』と思い過ぎてはいけない気がする。 ちゃんと本人を見なきゃいけない。
でもね。 完璧じゃないからこそ、惹かれちゃうんだよね。 真っ直ぐな強さの陰に隠れてる、ほんの少しの強がりが見える。 お調子者に振舞いながら、繊細な気遣いが垣間見える。 みんなといる時にふざけて見せるのは、照れ隠しだよね。
あれ?って思ったことがあった。
可愛い女子と三人で話していた時、 『人が自分をどう見ててもいいし、間違った見られ方をしても否定しない』って言ってたよね。 なのにこの間ふたりで話した時、結構否定してた節があったんだよね。 あれ?って思った。 ちょっと気にしてる?みたいな・笑 まぁ、私の気のせいとか前向きな勘違いかもしれないけど。
でもね、いいんだ。 悪い方に想像するよりも、 出来る時は、自分の世界でだけでもポジティブに考えていたいから。 悪い方向にばかり考えているようでは、貴方のことを想う意味がない。 マイナスにしか向かえない想いは、相手にも失礼だもの。
悲観的で不安ばかりが募る恋は、もう嫌だ。 そういう恋から得るものもあるけれど、繰り返すべきことじゃないはず。
私が求めているのは、完璧な人なんかじゃない。 完璧な恋でもない。 完璧なものなんて、脆いとさえ思う。 完璧を求め過ぎると都合の悪い部分を見ない振りをしたり、 相手を見下したりしてしまう気がする。
人は誰だって弱い。 それを認められない人こそが、本当はとても弱いんじゃないかな。
弱さを認めた時、人はとても強くやさしくなれる。 そのことを、貴方に会って改めて実感したの。 多少の痛みは伴うけれど、それを知ることで私は私に戻れているんだと思う。
うーん。やっぱり貴方はとても素敵な人だ。 この事実は、当分覆りそうもないや・笑
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