ふたつのこころ

2008年09月07日(日) 努力。

今の私は、とても卑屈だ。
後ろ向きでマイナス思考しか、ない。
日に日に、心がすさんでいくのが分かる。
開いていた心は、すっかり閉じてしまったようだ。

毎日のように、愛の意味を考える。
幸せの意味を考える。
その度に、自分には無理だと、痛感する。



貴方に出逢って、こんなに温かい人がいるんだと知りました。
夢と愛で溢れている貴方は、とても温かい。

私はその温もりに触れたくて、一生懸命だった。
そんな自分が好きだったし、少しずつ近づけることが嬉しかった。

貴方の傍で、
貴方の笑顔を見て、
貴方の空気に触れている時、
私の心はとても満たされていた。
これが愛情なんだと、嬉しく思えた。
こんな感情が私の中にもあることが、嬉しかった。


きっかけは、些細なこと。
たった一瞬の仕草。
けれど、その一瞬の仕草を見た瞬間、私は光の中の暗闇に飲み込まれた。

自分でも信じられないくらい、一気に扉が閉まってしまった。
認めたくはなかったけれど、あの一瞬で、私の中の何かがはじけた。
貴方に近づくことが、怖くなった。


頑張って前を向こうと、気のせいだと思おうとしたけど、
私には、その力が残っていなくて。
毎日毎日、目に耳に届いてくる愛情のない光景に疲れていて。
『愛情とは、愛に溢れた家庭で育った人に受け継がれていくもの』だとさえ、思えてくる。


貴方のように愛に溢れ、
きちんと向き合ってくれる人に出逢えたことをとても嬉しく思うけれど、
その愛情は手の届かないところにあることを思い知らされた気がして、とても悲しい。
貴方の空気に触れた時、本当に嬉しかった。
でも、今は辛い。

私は、貴方に理想を重ねていただけなのかもしれない。
やさしくされて、舞い上がっていただけなのかもしれない。

だから、当分会いに行かない。
メールもしない。
本当に好きかも分からないから。

離れる努力を、するのです。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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