ふたつのこころ

2009年02月01日(日) 複雑な恋心。

今年初めて、貴方に会った。
会うまでは、自分の心がどう変化するのかなぁと思ってた。

でも、自然と、貴方の姿を探していたし、
貴方を見つけたら、嬉しかった。
貴方と視線がぶつかればドキドキしたし、
貴方のコトをカッコいいとも思った。

ふたりで喋った時、『はい、ラブレター!』と言いながら手紙を渡した。
驚くくらい自然に渡せたから、自分でもびっくりした。
貴方は、ちょっと照れていた。
『受け取ってる姿を見られてるのが、恥ずかしい』なんて、リアルな感想・笑

その後も、何故か自然とコイバナになって。
ニュアンス的には、今は付き合っている人はいないっぽい。
そして、好きな人が出来ても、自分から告白をすることはない感じ。
かと言って、めちゃくちゃ可愛い子に告白されても、『いや、ちょっと待て』と言うらしい。
心の準備が出来ていないとダメなんだって。
・・・と言うか、そういう経験があるわけですね?と思ったけど、あえてツッコまなかった。

いざお付き合いしたとなると、亭主関白らしく。
すごく大きな愛情で包むんだそうな。

私のイメージでは、亭主関白とは『俺についてこい!』なんだけど、
貴方の中では『お前が何を言っても、結局は俺のやさしさで守られてるねん』というのが、亭主関白らしい。
つまり、男らしいのね。
どちらかと言えば、父性愛?
『そういう人に付き合ったことがないから羨ましい』と、思わず言ってしまったよ。
素直に、貴方と付き合える人が羨ましい。


その日、、真夜中に携帯が鳴った。
貴方からのメールだった。

内容は、手紙に対する返事。
ラブレターと言ったものの、それは冗談で。
内容は特に大したものではない。

でもね、その返事の中でね。
『内緒だけど。。』と言いながら、教えてくれたことがあった。
えっ?内緒?・・・また意味深なこと書いちゃって・・・と、思いながらも、やっぱり嬉しかった。

この、今回のメールを見て、”あれ?”と思った。

去年のメール。
秋に届いた意味深なメール。
あの時は、自分だけが特別だなんて思っちゃいけないと思って、喜びをセーブしてしまった。
『みんなに言ってるのー?』と、はぐらかしてしまった。

でも、きっと、他の子には言っていないことだったんだと思う。
私だけに、送ってくれたことだったんだと思う。

あの時、本当は、遠回しに告白されたんじゃないかと、少しだけ感じた。
だけど、勘違いをして傷つくのが怖かった。
貴方に会いに行けなくなりそうで、怖かった。

そして、何事もなく接して。
年末には、今度は私が間接的に『好き』と伝えて。
ちょっと、そっけなく感じて。
やっぱり私を好きなんて、違うよねーと思った。


だけど、今回のメール。
『内緒だけど』と、前置きをして教えてくれた。
それは、また私に『みんなに言ってる』と思われたくないから??
それって、私は特別ってこと?

会話の中でも、私の何気ない言葉を覚えていてくれて、嬉しかった。
私の視線にちゃんと気付いていてくれたことも、嬉しかった。

時間が経つにつれて、貴方と過ごしたあの瞬間を鮮明に思い出す。
また、貴方への想いが強くなってくる。
期待したくなる。

だけど、やっぱり怖い。
勘違いだったら、怖い。

恋をすると、些細なことにも期待して、勘違いを繰り返す。
自分の良い方に取ろうとして、勝手に盛り上がる。
期待はずれだと分かると、相手にガッカリする。

そんな自分勝手は嫌だから。
だから、波風を立てたくない。


なんて本当は、逃げてるだけなんだよね、きっと。
もう少し、貴方が気持ちを見せてくれたら、打ち明けるのにな・・・。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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