雨も降ってジットリしたかんじ。



























雨降りで思い出したんですけど、



もうすぐ母の日ですねぇ。





























え？何のつながりだって？


























今は昔・・・およそ１万５億光年前・・・・


























いわゆる私が小学生の頃です。

























まぁ、母の日は肩たたき券でいいと思っていたのが



























あ、それも有効期限気紛れ。のヤツ。































お小遣いを貰い始めたので、


何か買ってプレゼントしよう〜


























なんつーマメ知識を身に付けたもんで、




























友達と２人でいきようよう近くのダイエーに買いに行ったんですよ。






























貯金箱からもってきたありったけのお金は































５００円。




























これだけあれば、なんでも買えると思ってた。



まぁ、ガキの金銭感覚っつったらそんなもんでしょう？


























自信満々に子供銀行のお金レジに差し出すよりましでしょ？



























そんな感じで、行ったのに


まぁ、御想像どうり何も買えなかった訳で・・・。

























想像していたプレゼンとってのは


時計とかバッグとかそんなんだった訳ですが




（今だったら１００円均一とかってやっす〜〜いのあるけど
　そのころはまだそんな安いのなかったです。）


























ちなみに、一体いつの話しやねんとかお思いの方。

私まだ１７才ですって！（え？もう十分年寄りって？）

























それはさておき、そんな感じだったので

友達と苦笑いを交わしながら急きょ





























カーネーションの花束にすることに。




























が、しかしっ




これなら買えるだろうなんて言う予想はみごと裏切られ



































一輪ぽっちのカーネーションの造花に





プレゼントは格下げされてしまったのでした。





























（はい！ここから感動のシーンですからハンカチ用意しなきゃだめっす！）































由貴とジャイ子（仮名）は・・・・・


























共にありったけのお金を使って買った





























一輪の・・・・



























なんと!!























いつまでも枯れないなどという素晴らしい





























カーネーションを


























握りしめて・・・・




母の喜ぶ顔を見たいと思うが為に







家に一刻も早く走って帰ろうとダイエーの出口まで


階段をかけ下りたのでした。


























ところが外は雨・・・・。






























せっかく買った綺麗なカーネーションと・・・・







































ちゃっかり買った今日のおやつを・・・・・




































濡らすまいと家まで２人で



























感動を呼ぶ程度の早さで走って帰ろうと思っていたのに































全速力で走るハメに・・・・・あっいやいや





























一生懸命全速力で走りだしたのでした。
































そして、大分走った頃・・息を切らしながら私は友に言いました。






























由貴「ねーっ！すごい雨やねぇ！！」





















ジャイ子「ほんまやねぇ！はよ帰らんとどんどんコレ濡れるで！！」

































ジャイ子は嬉しそうに自分で買ったプレゼントの造花を


確認するように見ました。



























私も微笑みながら見ました。



























ああ、これが始めてかったプレ・・・・・・





































２人とも、自分の握っているものが何か把握するまで


およそ４３秒ぐらいかかりました。



























ジャイ子「っっっっって！！え〜〜〜！？


































肝心なトコないしっ！！































そう。私達がしっかりと握りしめていたのは






































何故か茎だけ。







































花よ、何処行った？
































あまりの全速力に片手に持った花は振り回しまくられたみたいで































唯一無二の主役はドコゾで力つきてポロっといったらしい。




























由貴「・・・・せっかく買ったのにこれじゃわけわからん。」




























ジャイ子「一応探しに来た道でももどる？」








由貴「形だけでもしようかぁ〜」




































ちゃっかり濡れないように服の下で抱かれてた


おやつは


変わらぬ日々をお過ごしだったようで。



















そしてミラクルは起こり・・・




二つの花がポテっと落ちているのを




発見するのでした。



























そのドロにまみれた花を無理矢理茎に刺して贈呈したところ




























お母さんの顔はひきつり笑いしてたのか


本当に笑っていたのか定かではありませんが・・・・



























心から喜んでくれていたみたいです。




























何せ、始めての贈り物・・・。






























そして一生枯れないはずのカーネーションは・・・・






























いーーーーーーーっくら家中を探しても見当たらないのでした＾＾

























めでたしめでたし！！！
























そんなわけで、もうすぐ母の日ですね。

皆さんは何あげます？


私はお金では買えない






























大変尊い私の気持ちを差し上げるつもりです＾＾




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