Espressoを飲みながら

2003年04月19日(土) 桜の次は・・・

 私にしては朝早く家を出た。

 阪急御影駅北の深田池の上の分かれ道を西に向かう。
歩行者同士でもすれ違いに気を使いそうな路地。両側の御屋敷。
黙々とスケッチをしている老画家。彼の邪魔にならないところまで
進み、写真を撮った。



朝の太陽の下、六甲まで歩いた。阪急六甲駅の書店は午前8時から営業。
しばらく本を読んだ後、電車で三宮に向かった。

JR三宮駅前のサンパル近くの路上に、たくさんの花々。
なにかを一生賢明に作っている人達。



老若男女を問わず、幅広い層の地域の人達。和やかなムードの人、
一心不乱な人。それぞれのペースで、作業は進んでいた。



桜の季節が過ぎ去っても、この街の人達は暮らしに花を忘れない。
短い花の命を記録にとどめようとする、やはり短い命のカメラマンの撮影を
さらにデジタルカメラで撮影した。もしそれぞれの人を花と言えるならば、
人はみな短命過ぎるのだから。



完成に近付いている部分を撮ってみる。北海道のパッチワークの丘を
思い出した。花が地面を染める。路面が違うマスクを被る。




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空遊 [MAIL]

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