坐骨神経痛&腰痛(BeBe)
日記の目次|過去へ|未来へ
同じ出来事でも、人によってこれほど違うのかと、不思議に思う。
部下の一人が相談があると言ってきた。言われるまでもなく、言いたいことは何なのかはわかっていた。 本社の移転につけて、銀行から来ている常務が、こちらの事務所に来たいと言い出したときから。それは、たばこの事だ。わかっていても、相談を持ちかけられた以上、話し合いの場を持つ必要がある。 場所を確保して話し合いの場を作った。やはり、相談事は常務が来てからのたばこの事だった。どうして欲しいのか希望を聞くと、事務所内を禁煙にして欲しいという。別の部下で喫煙者がいる。私はチェーンスモーカーだったけれど、禁煙をして既に4年になるので、どっちでも良いと思っている。 自分のことは別にして話を進めた。喫煙場所を作ることも出来ない。(狭い場所なので)すると、喫煙者は仕事場所から離れてたばこを吸いに行くことになる。 その事は好ましいと思わない。少人数だから少しでも、席にいる時間を増やして欲しいと思う。なんとかガマンできる許容範囲は無いか? そのように頼むしかなかった。
別の部下を呼ぶ。禁煙の話をすると、即答で「どうぞ」と返事が返ってきた。 別の建物の中に休憩室があり、喫煙が可能になっているから、そこへ行くという。 吸っているときも、気を遣いながら吸っているとも言う。
世の中はどんどんと禁煙権が当たり前になってきている。公にすると「禁煙にすればいい」と言うに決まっている。その人たちは、所詮、他人事だから何とでも言える。意見を聞くために雑談が出来る役員の人に、話をしてみたところ、やっぱり想像通り『ご本人に言うしかない』と言う。それが言えるのなら、もともと相談なんてしない。
みんな何かをガマンして生きている。そのうちの一つだと考えることは、出来ないことなのだろうか? 同じ職場で働いている同僚として、他人のことをどのように考えているのだろう。 『痛み』を他人に伝えること、どれだけ難しいかを体験して、『嫌煙』も同じなのだろうか?
|