坐骨神経痛&腰痛(BeBe)
日記の目次過去へ未来へ


2004年02月03日(火) 人それぞれ

T常務から電話があり、話をすることになった。何の話かは聞かなくてもわかったので、電話口では仕掛かりの仕事を中断して直ぐに席をたった。
話し始めると前置きなしで本題に入ってきた。役員任期の途中で、それも株主総会を待たずして非常勤相談役になる事になったという。これでは、実際は首切り人事と同じではないかと思った。建前はもっともらしい理由にするのだろう。
ご本人の意志がどれほど入っていたのか、それはわからないけれど、メインバンクから来た人だから、銀行と親会社との確執の渦中での犠牲なんだと思った。
お互いに経営責任を押しつけようとして、出てきた結果が銀行側が勝ちをとった。その代わりに人を追い出したのだ。
常務が私にそんな秘密事項を話す義理は無いのに、「役に立てずにお先に出て行く」と言い、銀行との交渉毎は一人で抱え込む必要は無いからと忠告をくれた。






↑エンピツ投票ボタン

My追加

この人も、前任の常務も、退職しても銀行という立場でここで働き、そして銀行の意向で出て行く事になる。「人は人、私は私」、生きて行くために人を頼ってはいけないのだと、改めて認識させられた。
設備投資に対する中期計画に対して、融資に対する理解をしてくれた一人が、いなくなってしまう。残った役員に対して、今までのように説得する努力をして行く気力は、既に無くなっている。
私はこの人のようなバックを持ち合わせていない。私だけの力で生きて行かなければならない。

大切な事は気づかないストレスを持つ事にならないように、どうすれば良いのか、その事だけを考えていた。


BeBe |MAIL

My追加