にゃんことごはん
ごはん



 冷たい雨

今日から10月。だからというわけでもないのだろうが、雨が冷たい一日だった。

リュウが、「きららちゃんが寒いかも」とあんかをベッドの下に入れていた。
昼間は、やっぱりぐっすりと寝ているようだ。でも、時々、リュウの部屋から音がするから、もしかしたらベッド周辺を探検しているのかもしれない。
我家の猫たちは、きららちゃんに慣れたのか、ベッド下が巡回コースに入ったぐらいで、興味津々で覗き込むということも少なくなってきた。

夕方ご飯をあげるとき、ベッドの下を覗いていたら、いそいそとやってきてパクパクと食べ始めたものの、私に気づくと、あわてて奥に引っ込んでしまった。でも、何度かこちらを見つつ、食べようか隠れようか迷っていたみたいだ。う〜ん、もう少しかな。

今日は、昼間、リュウが体育で使う赤白帽子を買いに出て、ついでに本屋と電器店に行った。そのせいか、早々に眠くなって早々に寝たら夜中に目がさめた。水を飲みにキッチンに行き、わらわらと寄って来たあみっちやポッポにカリカリをあげたりしていたら、キッチンからきららちゃんが飛び出してきて、物凄い勢いで走り去った。ショーが呆然とその後ろ姿を見送っていたのが、おかしかった。

きららちゃんの家族はどうしているだろう。きららちゃんがいなくなって、探しているだろうか。きららちゃんは、急にひとり家族と引き離されて、何を思っているだろう。

そうそう、ショーがきららちゃんのご飯をあげる私に、必ずくっついてくる。そして、自分が食べようとする。「ダメだよ」と連れ去ると、恨めしそうに見る。仕方ないので、ショーにもまた猫缶をあげる。それに気づいたニャンがやってくる、ポッポがやってくる、鳴きながらジュリがやってくる。「さっき、食べただろーが!」と言う私の顔を、みんなが見上げる……しばし、にらみ合い。……結局、新しい猫缶を開ける私なのであった。

◆昨日、いやというほど寝たせいか、風邪はだいぶ良くなった。買い物をしたので、冷蔵庫がギッシリだ。この前、きららちゃんが来た日はすっからかんで、何もなかったなあ、と思い出した。このギッシリも多分、週末にはすっからかんになるのだ。

* 朝−ソーセージ、トマト、ワカメとオクラと卵のスープ
* 夜−豚肉の香草焼きwithベビーリーフとトマトのサラダ、ムキエビとピーマンのチリソース炒め、ニラとキクラゲの炒め物、タマネギとマッシュルームのスープ、大根の糠漬け

2001年10月01日(月)
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