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■ 気が重い……
今日は昼過ぎから曇が出てきて、なんとなく肌寒い空だった。
このところ気温が下がったもので、夜中にショーとニャンが布団にもぐりこんでくる。ニャンは、二回に一回はリュウの布団に潜り込むからいいのだが、ショーは毎晩、なぜか毛布と布団の間に潜り込んでくる。そして、なぜかその上に、キラリンが乗っかっていたりする。
ジュリナはリュウの電気あんかを占領し(もはやジュリナ専用と化している)、ポッポとあみっちがミニホットカーペットを占領している。 重量級のポッポとジュリナが布団にこないだけ、ヨシとするか……という心境の今日このごろ。
☆★☆個人的かつ気の重い話☆★☆ ここ数ヶ月、頭の片隅にあるのは別れた亭主(=リュウの父親)のことだ。未だに未練がある、とか、惚れたハレタの名残り、なら色っぽくていいんだけど……。そうじゃないのが頭痛のタネってわけで。
別れるに至った経緯については、どちらが悪いということではないと思っているのだが、別れた後の彼の対応には、首を傾げたくなることが多々あった。でも、まあ、それも致し方ない、と思ってきた。彼は再婚して子どももふたりいるけれど、少なくともリュウのことは可愛く思っていたようで、年に一回か二回はリュウを遊びに連れて行ってくれたりしていた。
その彼が、昨年の秋ごろから体調を崩し、最初は持病の腎臓結石だという話だったのだが、手術をしても一向によくならず、入退院を繰り返した挙句、今年の冬、とうとう彼のお母さんが病院にかけあって、実家近くの病院に転院させた。 その直後、髄膜炎による脳梗塞にかかった。看護婦をやっているお母さんは、彼の熱がさがらずに入院した年末ごろから髄膜炎の疑いを口にし、彼にも彼の奥さんにも検査をしてもらうようにと言っていたらしい。 その辺のいきさつは、よく知らないのだが……まあ、そんなこんなで、現在、彼は脳梗塞の後遺症による半身不随で、リハビリ中なのだ。
その彼から、電話がかかってくる。 リュウに会いたい、サッカーの相手をしてやりたい、とまわらぬ舌で訴えられ、電話口で泣かれる。 元気な相手なら、「ヨソの女と一緒になるために捨てた子どもに何を甘えているか」とも言ってやれるのだが、相手は病人だ。
彼のお母さんからは、いまだにリュウの誕生日などにお祝いを頂いたりする。 お礼の電話はリュウにかけてもらっているのだが、一応、私も電話口に出る。 お母さんは「自分(=元亭主)が勝手なことをしたからバチがあたった」とおっしゃるのだが、だからといって「はあ、そうですね」とも言えないし「そんなことないですよ」とも言えない。 元嫁、現在、赤の他人、でも、私は彼のお母さんが好きなので、余計に困ってしまう……。
今回も連休前に元亭主から電話があって、途端に鬱ってしまった。
離婚してからの数年は、まあそこそこ大変だった。 リュウもまだ小さかったし、そのうち私の父が倒れ母が倒れ、あっという間にふたりとも他界した。あたふた、どたばたと数年が過ぎ、やっと、ここ二、三年ぐらいだろうか、気持ちに余裕をもって暮らせるようになったのは(だから、ニャンを飼うことにしたのだ)。 世の中には、もっと大変な思いをしている人がたくさんいる、とは思う。なんだかんだといっても、私は恵まれた境遇だということも。
その恵まれている分を、リュウの父親である別れた亭主にではなく、行き場のない猫に使いたい、と思っちゃうのは……いけないことなのかしらん……。 (どうでもいいんだけど、元亭主は、私よりも12歳も年下なんだよ、どうして、それが脳梗塞かねえ、私が脳梗塞になりそうだよ……いや、肝硬変が先か?)
◆このところ、リュウが里芋にはまっている。煮物、きぬかつぎ、なんでも「うまいよねえ」と食う。リュウはネチョッとした食感が苦手で、焼きナスとマッシュポテトなんかも苦手な部類なのだが、それで、なぜ里芋がOKなんだか、よくわからない。
* 朝−鶏と里芋とインゲンの煮物、大根と大根菜と切りイカの煮物、ゴボウの味噌汁 * 夜−ブロッコリーとカリフラワーと豚肉とエビの炒め物、マグロとネギと揚げの煮物、根菜スープ(豚バラ肉、にんじん、ごぼう、タマネギ、大根、じゃがいも)、切り昆布煮物
2001年11月26日(月)
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