 |
 |
■■■
■■
■ あみっち退院
11時にあみっちを迎えに行った。
キャリーに入れられて診察室に来たあみっち。私の顔を見た途端、「シャー!」。しくしく、感動の再会のはずだったのに。 うちに帰りつくまで、なうなうと鳴いている。我家で一番、鳴かない猫だったのに。病院でもほとんど鳴かなかったそうなのに。いったい何があったというんだろう?
昨日、避妊手術をしたのでしばらく安静にさせてあげよう、とケージを和室に置いて、そこにあみっちを入れた……ら、それからもう大変。鳴くわ、喚くは、出せといわんばかりにひっかくわ、蹴るわ、逆立ちまでしちゃうわ、しまいに爪に血が滲んできてしまう。 こりゃ、ダメだ。と、とりあえず私の仕事部屋にあみっちを連れて行った。
いつもは開け放っているドアを締めて、あみっちが落ち着くのを待つ。 なうなう鳴くので、お腹が空いているのかと猫缶をお皿に入れると、物凄い勢いでがっついた(朝もしっかり食べた、はずなんだけど)。 前に練々が来たときに隠れ家になるかなと、古セータを敷いたダンボールを洋服かけ用のポールの陰に置いていたのがそのままになっていて、それがあみっちの寝床になった。
しばらく寝ると起きてきて、以前そうしていたようにパソ前の私の膝に載ったり、椅子の空きスペースに丸まったりする。しかも、んなぅと喉を鳴らして甘えてくる。そのうち、私の膝の上で寝てしまった。
保護したときは捕獲器のまますぐ病院に連れて行ったので、あみっちにとって我家は実に、ひと月半ぶり。なんだけど、なんとなくここでの生活を覚えているような気がする。 私のライティングビューローの上に箱があって、その上があみっちのお気に入りのお昼寝の場所になっていた。夕飯の支度で私が部屋を出て戻ってきたら、その箱の上であみっちが丸まって寝ていた。 そのときやっと「ああ、あみっちが帰ってきた」と思えた。
ニャンとショーは交替で私の部屋に入ってきて、しばらくあみっちとにらめっこしたり、匂いかぎっこをしていた。 今のところ食欲もあるし、落ち着いてもいる。でも、やっぱり痩せてしまっている。リュウが「そうでなくても、スマートなあみっちなのに」と言いながら、ポッポとジュリナを見たのが、笑えた。
◆今日はまた一転して蒸し暑い一日だった。
* 朝−お握り(明太子、ジャコと梅干)、卵焼き、大根とニンジンの味噌汁 * 夜−炊き込みご飯(乾し海老、鶏ひき肉、ごぼう、にんじん、いんげん、しいたけ)、豚肉とピーマンの細切り炒め、ポテトサラダ(タマネギ、きゅうり)、掻き玉汁
2002年05月08日(水)
|
|
 |