にゃんことごはん
ごはん



 利き手、利き足

猫たちを見ていて時々思うのは、利き手とか利き足というのはあるのだろうか? ということだ。

ネズミのおもちゃで遊んでいる時、ごはんの時、気をつけてはいるが、右と左で差があるようには思えない。でも、ショーが「チョイとお姐さん」ポーズをするときは、どうも右足であることが多いような気がするし、練々が寝ている私の顔をチョイチョイとするのは左足であることが多いような気がする。
でも、これはあくまでも「気がする」という程度で、たとえば練々は必ず私の左側に位置してチョイチョイするから、左足が出ているのに過ぎないのかもしれない。

やはり複雑な道具を使いこなす必要から、人間には利き手とか利き足ができたのだろうか。

◆ちなみにリュウは、どうも左利きらしい。箸と鉛筆は、保育園で「右手で持つ」という習慣がついたので、例外的に右を使うという感じで、それ以外は左だ。
私の母は洋裁が得意だったのだが(娘の私はまったく似なかったが)、両手でハサミを使っていたのを覚えている。大きな生地を切るときにサーと右からハサミを入れ、半分ほど切ると今度は左からサーとハサミを入れていた。

そのリュウだが、ここ1年ほど、いつも左手の掌にバッテンを書いている。なんで? と聞くと、「面白いから」と答えていたのだが、先日、右利きの人が急に左利きになってしまうという、というマンガを読んでいて、謎が解けた。
利き手を矯正しようとすると、左右の混乱が起きることがある、というのだ。
そういえば、うんと小さいころはともかく小学校にあがるころになっても、リュウはよく右と左を間違えていた。もしかして、と思って「未だにそうなの?」と聞いたら、照れくさそうに「うん」と。
だから、利き手を矯正しようとすると……という話をしたら、本人も安心したらしい。堂々と掌にバッテンをつけるようになった。
さて、いつまでバッテンをつけているだろう。

* 朝−お握り(たらこ&アミ)、ミックスベジタブルのオムレツ、ミズナとベーコン炒め、クリームスープ
* 夜−鮪丼、切り昆布煮物(インゲン、揚げ)、もやしと豚肉炒め(ピーマン、にんじん、ショウガ、ナガネギ)

2002年06月25日(火)
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