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■ 風が通り過ぎるように、すり抜け……締め出される
今日は、まるで初夏のような暖かさだった。
暖かいが、風が強いのが春先の油断ならないところだ。山の上にある我家のベランダなど、強風にあおられて洗濯物が舞い上がる。 それでも根性で布団を干した。布団を取り込んだあと、風が強いので窓を閉めてしまった……ら、締め出されていたのが約1名。練々だ。
ベランダに出るので窓を開けるとき、いつも猫が出てしまわないか注意するのだが、こちらの一瞬の隙を突くかのようにスルリと出てしまう猫がいる。その筆頭が練々だ。そのまま空調の室外機の陰辺りに潜まれると、まったく気づかなかったりする。陽の出ている間はきっと極楽なのだろうが、翳ってくるとやはり肌寒いし、今日のように風の強い日など居心地も悪いだろう。 日が暮れて、さてカーテンを引きましょうと思うと、窓の向こうにぼんやりと白い影が……。ありゃま、締め出してしまっていたよ。「練々、ごめんね」と窓を開け抱き上げるときの切なさといったらない。
普段、おっとりしていて歩き方もトテトテしている練々が、ベランダに出るときはまるで忍者のように気配を消してしまえるのはなぜなのか。いつも不思議だ。
◆リュウの中学の入学式があった。みんな制服(じゃなくて標準服と呼ぶらしいが、内実は制服。だったら、制服でいいじゃん、と思う母)着て整列しているのを見て、おもわずにやついてしまった。似合ってるよ、みんな。 式のなかの挨拶で気になったのがひとつ。みなさま、判で押したように「友だちをつくれ」と言う。そう確かに、中学時代、友人の存在は大きい。そして友人というのが、財産ともいえる存在であることは認める。が、友だちというのはつくろうと努力してできるものなのだろうか。友達づきあいには、努力も我慢も必要だが、友だちを「つくろう」というのは、ちょっと違うんじゃないかなと、時々思う。 それに非行や、そこまでいかなくても問題行動に走るのも、友達の影響だったりするのがこの時代だ。「友だちをつくる」ではなく、むしろ「友だちとはなんぞや」を考えるのが、中学時代だったと私は記憶しているのだが……。 担任の先生が大阪出身だとか。従兄たちが奈良のいる影響で関西弁に親しんでいるリュウは「関西弁が復活しそうだよ〜」と笑っていた。 さて、いよいよ明日からお弁当が始まる。ドキドキしながら弁当用のオカズのチェックをする。ちょっぴり新鮮な気分。
5日(月)入学式 * 朝-サバの味噌煮(昨日の残り)、ほうれん草の胡麻和え、蕪の浅漬け、蕪の葉と麩とワカメのみそ汁 * 昼−豚丼(玉葱、にんじん、卵)、里芋と大根とニンジンのみそ汁 * 夜−鶏の唐揚げwithキャベツと揚げのサラダ、鰯めんたい焼きwithもやしのナムル、朧昆布の澄まし汁
6日(火)サッカー練習の日 * 朝−ソーセージ(ボイル)withスクランブルエッグ(ネギ入り)、もやしのナムル、プチトマト、セロリのチキンスープ * 昼−蒸し鳥withキャベツのバター炒め(にんじん、ブロッコリ)、ジャガイモのマヨチーズ焼きカレー風味(玉葱、パセリ)、レタスとトマトの中華風スープ * 間−トマトとバジルのパスタ(にんにく) * 夜−ほうれん草とニンジンの豚肉巻きwithキャベツと揚げのサラダ、鰹のタタキカルパッチョ風味withレタスとにんじんとだいこん、ワカメスープ
7日(水) * 朝−鰯めんたい焼きwithほうれん草のバターソテー、豆腐とネギのみそ汁 * 昼−ぶっかけうどん、鶏の唐揚げwithブロッコリー、キュウリのピリカラ炒め * 夜−ひこいわしの刺身withサラダ(レタス、大根、キュウリ、にんじん)、ホタルイカの酢味噌和え、豚肉の竜田揚げwithもやしとインゲン炒め、ジャガイモのスープ(玉葱、パセリ)
2004年04月07日(水)
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