にゃんことごはん
ごはん



 膝の上と両手に猫 花なら軽いが猫は重い

春から秋は洗面所のタオル籠の中や洋箪笥の上に陣取っている、ヒッキーなキラが、寒い季節は私のパソ椅子に陣取ります。
椅子にホットラグを敷いているから。
洗面所に行火を置いてもいいのですが、せっかくだから冬の間だけの特別、ヒッキー娘とのふれあいを堪能したいので。

このラグは電源を切らず、私が外出するときもそのままです。
コードも幅広で猫にかじられたりする心配もないし、接続部も安全なので冬中つけっぱなし。
キラはラグの上で解けたり、丸まったり、時々、練とニャンが一緒に団子になっていたりします。

椅子は大き目の肘掛つきの事務用なので、キラがいて私が座ってもまだ余裕があります。
で、練がやってきてキラの反対側に潜り込み……。
ニャンがやってきて膝の上に陣取る……。

なぜか、いつも膝の上はニャン。
一番、体格がよくて重いニャンが膝の上。
……ニャンも半分ぐらいお尻が落ちているのに、いいのでしょうか?
左右にニャン、練で、膝の上にキラなら楽なのに……。
と思いつつ、両手と膝の上に花ならぬ猫状態で、パソコンに向かいます。

つい思うのは、花なら軽いのになぁ……(ええ、もちろん“花”というのが“女性”の比喩なのはわかっていますが、ここは敢えて“花”で)
行儀よく膝(というか腿)に座るニャンちゃんの肉球が、少々痛い冬の夜。

ところで、男性は、両手と膝の上に女性……という状態は果たして嬉しいのでしょうか。
なんか、CMだかなんだかで、そういう「男性が持てていることを表す」映像を見たことがあるように思うのですが
まあ、嬉しいのかな。

2013年02月20日(水)
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