絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


なかなかうまくいかんのぉ。〜請求書を発行する。         2001年06月29日(金)

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立つ子供なかなかうまくいかんのぉ。

今日は月末。月末と言えば、個展用作品の〆切日(自分で設定)なんだけれど、残りの2枚は集中力乏しくて全然ダメ。ぎりぎりまでやると思うけど。
絵の具がきちんと乾かないうちに額縁に入れるとやばいんだよね。
そうやって、額縁と絵がくっついて一体化した作品が多数あります。(^^;懲りない性格。

私は何やってものろい。取りかかりがのろい、気持ちの入れ方がのろい、〆切ぎりぎりまでが癖になっている。イヤな癖だなぁ。
でも、まっとうな生活していると、なんか途中で違和感感じて破綻するんだよね。毎日ぴしっと起きるとか。イヤな癖だなぁ。(-_-;


デジカメの写真の撮り方が、少しうまくなったぞ。(本当に少しだけだけど)
今までは近すぎた。少し離れてズームにした方が、画面のゆがみが少ない、ということにやっと気がついた。


今日は会社に請求書を書いた。結構イヤな作業だよね。なぜか。
気持ちが落ち着かない。
最初に交渉しなかったのに(しなければならないと思いつつ)、作業した分をどうするか、少し悩んで、やっぱり請求した方が後腐れがないかな、と思ってメールで連絡を入れた。OKだったけれど、なんかやっぱり気持ちが落ち着かないなぁ。
「個展に行きますね」とメール頂いたのに、お返事が「この分請求してもいいですか?」だもんな。おバカバカバカ。
でも、会社の人にはなんか、気軽にプライベート返事は書けなかったよ。

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立つ子供
今日の作業。

テンペラでもう少し頑張ることにした。マチエールは今週ずっと課題だったけれど、いったん中止。相変わらずの画面上の破綻。もっと色がこなれて、「無彩色やモノトーンに近いんだけれど、いろんな色を感じる」ところまで色を使いこなしたい。今のところ失敗したので次回の課題へ。

形。
ものの形は比較的簡単にとれるんだけれど、いかんせん、背景とのバランスが悪くて……。もうどうしていいのか分からない!この背景と人物の関係がいつもものすごく弱い。色面が大きいこともあって最悪。

今回試した色の手順。
基調となる色をパレットで作って塗る。下地に鉛筆でデッサンが入っているので、薄くぬれば陰影が透けて見える。平面的な形を強調したいので、輪郭線を茶系の濃い色で描く。Raphaelの筆で筆圧かけて。ちょちょぎらない。赤味、青味などは考慮。効いてんのか分からないけれど。

テンペラをいきなり塗ると、濃いとムラになるし、薄いと後ではげる。まず最初に水を画面に塗り、基調を作っておくと薄塗り、ぼかしもうまく行く。

陰影
茶系でハッチング。浅彫り。様子を見て、青味、赤身を加える。ハイライト部分は白系だが、白そのものは今回は塗らない。白そのものを塗って、「油絵の具の透層との重層効果」ってよく言われるけれど、これって本当に可能なの?(^^;
言葉だけ先走ってるよ、私の場合。

緑のズボン
上記の要領で緑塗って、影と輪郭引いて、それだけで結構行けるじゃん。油の透層やろうとも思ったけれど、先に白を置こうと思う。


顔はちっと……。こんな風になるとは思わなかった。かなり重い。明度暗い。最初のべた塗りが重すぎた。もうはがす気にはならないけれど。

パース
パースはいつもめちゃくちゃだなぁ。今回は要素が少ないので、直せる範疇だけれど。その分目立つとも言える。色塗るときに、鉛筆のキッとした線はつぶさないようにしたいんだけれどなぁ。

こんなとこか。こんなヘンなテーマの絵、誰が見るの?、という最悪な疑問が湧いてきたが、それは最初の段階で気がつかないとじゃん。ま、いいや。とりあえずこれはもう少しやろう。ツヅキは夜やることにする。

by HPY


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