時を待っている。〜雨降りハッチング 2001年07月05日(木)
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今日の作業
Cafeはひとまず形になってきた。油で強引な形を、雨降りハッチングで繊細に切り刻む。白。茶黒系の影。なんでも描き込んで、また油をかけて、強引にまとまりをつける。
テンペラ。
アクリルと同様、どんどん乾いていくので、良い筆の状態の維持が難しい。だんだん筆根本の方が固まっていくような気がする。
立つ子供。
これは出品を諦めようと思っていたけれど、Cafeで一つ区切りがついたのでトライしてみる。自分で何が描きたかったのか、もう一度思い出してみる。
効率化を離れると、良いこともあるんじゃないかと思う。
よく寝た時は、悔やんだりするけれど、全てを金銭で計る訳にもいかない。時給の世界じゃないんだ。
時を待って描けるときがある。
ミューズを待っていた事がある。
来てくれると、嬉しい。
もしかしたらそれが一番効率が良いのかもしれない、なんて思ったりして。
夜は2時までにして寝た。
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少し心配ごと
入院中のばぁちゃんは、夜中騒いで他の患者さんが眠れなかって、そのせいか一昨日仮外泊。それで熱出ちゃって再入院したんだけれど、「ごはんですよ」と声をかけると、それまで返事もしなかったのに、いきなり目をぱっちり開けてモリモリ食べ出すんだそうだ。(^△^)元気なのか病気なのかよく分からない。病名も特にないようだし。
こんな状態なのにお義母さんに「来週、個展なので銀座まで毎日行かなければならない。チビのお迎えに行って貰えないか」と、申し訳ないがお願いした。優しいお義母さんは、ちょっと困ったような顔をしていたが、快諾してくれた。お義父さんと二人で協力すればなんとかなるそう。申し訳ない。
保育園は遅くても夜7時までにお迎え厳守。
東京勤務の場合は片道1.5時間で、改めて計算したら5時半には退社しないとお迎え行けないじゃん。私はいつも8〜9時頃まで仕事をしていた。仕事は面白かった。お義母さんがいなかったら、私は仕事にも行けないし展覧会も開けないんだなぁ……としみじみ。
本当にそういう状態になったら、二重保育、保育ママ、同級生や近所の人に頼む、ベビーシッターさんを雇う、と手段はあるのだが、みんな、どうしてるんだろう?とりあえず保育園の他のお母さんは、近いところで仕事を見つけるようだ。お父さんが近いところに仕事を持って送り迎えをしている人も少なくない。
by HPY
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