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歯医者に行く。         2003年05月11日(日)

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歯医者に行った。
いろいろもろもろ本を読んだりして、健康についてちょびっと考えてみる。矯正しようか。一連の疲れやすさ、扁桃腺も最近よく腫れるし、腹はよくこわすしで。
ここらで3年ほどのんびり考えていくのもいいかもしれない。なんて。

昨日の日曜美術館、三岸好太郎&節子の話は面白かったな。

好太郎はロクな絵を描いていない(ように見える)。
芸術家タイプで探求心があり、でもエンターティメント性というか、他人に見せて安心させようとか何言ってるんだかわからないけれど、とにかく、数枚の傑作で美術史に今後も名を残すような気がするのね。

節子は逆に安定していて見ていて元気をくれるだとか生命力だとか、他人が見て楽しい、嬉しい、部屋に飾っておきたいようなタイプかなと。
間違ってるかもしれないけれど。

そんで、わたしは好太郎が好きだな、と。

そういやこないだ「ヒカルの碁」の漫画が終わっちゃって、その終わり方が唐突奇抜、いうなれば「はみだしっこ」のようなものか。
でも深い設定をする作者だったから、この終わり方にも深い意味があるんではないかと。
思ったり。

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人は死ぬと物語がとりあえず終わる。
横死は唐突奇抜、傍観者はいろいろ推測して楽しむ余地がある。
物語は短編ならばまだしも、大長編なら納得するも、
適当に短いと衝撃。
落ち着くところに落ち着かない居心地の悪さ。
だから若くして死んじゃう作家には謎が多く、人を魅了するのかなぁ。
有元利夫とか。
鴨居れいとか、ラファエロとか。

思ったり。

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ま、そんな感じ。

by HPY


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