強く、強く。 2003年06月24日(火)
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計画通り、テンペラ白・黒で下層描き(デッサン)をしたら、
油彩着色に入る。思いっきり鮮やかな色を。
色計画も決まっているので、作業は早い。
空は青、空のように青く…、とまぁ、言葉だけは詩的でいい。
強めに描くと、強いところに合わせるので絵が強くなる。
テンペラは繊細に描くので、他のところも繊細に描きたくなる。
上層部は油彩なので、強く、強く。
強めに描いて、強いところに合わせよう。
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詩、といえば、「今を生きる」の映画を見て本を買った。
原題は「DEAD POETS SOCIETY(死せる詩人の会)」。
原題の方がめちゃくちゃかっこいいし、主題をはっきりさせている。(なんか前も邦題がテーマだと思って見て違和感あった映画があったなぁ。)
映画と原作はディテールが微妙に違う。映画で分からなかった疑問がいくつか解けた。
頻繁に使われる引用が、ホイットマンの
「おお船長よ!わが船長よ!」なんだけれど、
原文は「O Captain! My Captain!」。
「おお船長よ!わが船長よ!」って、訳せばそうなるのは仕方がないんだけれど、あまりに芝居かかって仰々しい。「Captain」なら日常的な言葉で違和感がさほどないし、なによりリズムがいい。繰り返し唱えてみる。
そうだよね、リズムがいいよ。
詩だもの。唄だもの。原文で読みたい。(よかった原文英語で(^^ゞ
英語わからないんだけれどさ、対訳・解説と原文が載っている本が売ってていたから早速買ってみた。
繰り返し唱えて、詩の美しさに触れたい。
by HPY
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