日常些細事
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2004年04月01日(木) |
マイナスイオンが出ているぞ(たぶん) |
先日買った空気清浄機にはマイナスイオン発生装置も付いて、スイッチを入れると機械が勝手に作り出す仕組みになっている。 マイナスイオンというのはこのところよく聞く言葉で、なんとなく体に良さそう、という認識はあるのだが、 「じゃあなんなの?」 と聞かれたら、ちょっと返事に困る。 調べてみると、空気中に漂っているイオンという微粒子にマイナスの電子がくっ付くいてマイナスイオンができるそうだ(プラスの電子がくっ付くとプラスイオンになる)。 そしてマイナスイオンは人間の副交感神経に作用して、 鎮痛 安眠 精神の安定 などに効果があるという。 なかなかスグレものの物質ではないか。 ただ、なにしろ微粒子だから目にはまったく見えない。色も匂いも無い。くだんの空気清浄機にも緑色の小さなランプが灯って、 『マイナスイオン発生中』 と表示が出るだけである。 『発生中』はあくまで日立EPX-10の自己申告によるものなのだ。 猜疑心旺盛なこれまでの私なら 「おらおら。マイナスイオン発生中とかいったって何にも見えねえじゃねえか。証拠の一つも出してみんかい」 と空気清浄機を小突きまわしているところだが、近頃は 「ふーん。機械がそういうならそうなんだろうな」 と、妙に物分りが良ろしくなった。 ひょっとして、こういうところがマイナスイオンの効果なのだろうか。
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