- 2009年09月16日(水) 酸欠
スキルアップを図るため、講習会に来ている。 「酸素欠乏作業」について。
人は酸素濃度の低い空気を吸い込むと、一呼吸で身体機能が停止してしまう。 これが怖い。 空気は目で見えないから、危険が察知できないまま事故に至る。
閉鎖空間での作業(下水道とかタンクの中)では、毎年のように犠牲者が出ているし。 倒れた人を助けようとして、その人も犠牲になる。 そんな二次災害で被害が拡大するのも、酸欠事故の特徴なのだ。
座学は色々で、ドクターから人間の呼吸のメカニズムを教えてもらったり。 関係法規(これが大変…汗)に保護具の知識と盛り沢山。 試験もあるそうで、せっせとノートをまとめてみたり。 実技も含めてこんな日が3日間続く。
船の中には硫化水素が発生する機械があるし。 点検でタンクの中に入ることもある。 かなり身近な所に酸欠の脅威はある、と思う。
事故が起きてからでは遅いから。 正しい知識を身につけて、同僚も守っていきたいと思った。
学生時代と違って。 とても真剣にやってます。
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