結婚式の朝。 地下鉄、モノレールを乗り継いで式場に行く間、じわじわと緊張してくる。 「なんかお腹痛い。」と言うと、「プレッシャーに弱いなあ。」とY氏に一笑に付される。
式場到着。 すぐにメイク開始。 緊張を紛らわすために、メイクさんとお喋り。 何故か子宮がんと乳がん検診について。 「いやあ、一度やっておいた方がいいですよー。」なんて、明らかに年下のお嬢さんに勧められながらメイク。 うーん、別人。 メイクルームの外から、他の花嫁さんの衣擦れの音や会話が聞こえてきて、ますます緊張。 うおう、どうしよう。
リハーサル&写真前撮り。 カメラマンさんが、和ませてくれてとってもいい感じ。 最初はガチガチに緊張していたけれど、ある時点でふっと肩の力が抜ける。 「とことん楽しんじゃおうじゃん」って気分に変わる。 ところが私に代わってY氏が緊張し始める。 えっ、何故今になって?!
式本番。 ほぼ一月振りだというのに、全く家族と顔を合わせる時間もなく本番を迎える。 入場はY氏と。だってパパりんとはイヤだったんだもん。 扉が開いて初めて家族とご対面。 「うおっし、やったるで!」って気分。 ドレスの裾を何度か踏んでつっかえながらも、粛々と式は進行。 誓いのキスはもちろん頬。 だって恥ずかしいしー。 誓いの言葉でY氏の声が震えちゃっててびっくり。 何か重い決意(というか責任?)でも感じたのでしょうかねえ。 とか冷静に考えてる私はカワイくないのか? 退場の時も、私は母に笑顔を向けることが出来たのに対し、Y氏はまだ硬い表情のまま。 扉を出てやっと寛いだいい表情に。 …お疲れ様でした。
式の後は近くで食事会。 「天厨菜館」中華料理。 これはなかなかに美味しかった。 これからよろしくお願いしますー、なんて挨拶して、二時間程でお開き。 本当に簡単な式と食事会のみですべて終了。
いい式だったんじゃないかな。 式場のスタッフの対応が何しろ気持ち良かったし、食事も美味しかったもん。 出来上がりの写真もとっても綺麗! 立派なスナップアルバムも作って低価格。 式挙げて良かった!って思いました。 コスプレ体験面白かったーっ。 (って結局それかいっ!)
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