2004年11月27日(土) |
原作読みからみた映画「ハウルの動く城」 |
映画「ハウルの動く城」を観てきました。 あまりにも原作とは異なるストーリーに唖然。 原作と映画は別の物。 そうわかってはいてもなあ。 オリジナルで良かったんじゃないのってくらい原作の世界から乖離してるんだもん。 原作のこれぞ正統派ファンタジーという世界観や、ハウルのチャラ男っぷりが見当たらない〜。 チャラ男だからこそ声優キムタクが生きてくると思うんだが。 そして主題すら塗り替えられてるよ、宮崎流に。 これはもうあれですね、少女が呪いでお婆ちゃんになるっていうのと、魔法使いとのラブストーリーっていう設定が借りたかっただけなんだな。 そして原作にはない戦争と飛空挺が描きたかった、と。 原作のパラレルってことで脳内処理してもいいけど、ストーリーがきちんと収束してないからなあ。 あーもちろん、脇キャラマルクルがめっちゃかわいかったり、倍賞ソフィーの少女と老女の演じ分けが素晴らしかったりと、楽しい要素もたくさんありました。 でも、原作のストーリーの方が断然面白くってよく出来てると思うんだよなあ。
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