最近のわたくし | 2009年06月01日(月) |
弁護士「この時間、西方へ向かって車の運転をすると、夕日でかなり眩しいのではないですか? スピードが遅かったとはいえ、対向車の助手席に乗っていた人物の顔など見えなかったのでは?」 証 人「はあ、眩しいので、サングラスをかけて運転してました」 弁護士「なるほど。サングラスですか。そのサングラスですが、度は入っているんですか?」 証 人「いえ、普通のサングラスです」 弁護士「あなたは、普段眼鏡はかけていますか?」 証 人「いいえ」 弁護士「運転の時はどうです?」 証 人「かけています」 弁護士「どうしてですか?」 証 人「標識が見えにくいからです」 弁護士「あなたは、同僚にこう言ったことがあるそうですね? 『運転の時と映画の字幕を読む時は眼鏡をかける。字が見えないから』 本当ですか?」 証 人「はあ。そのとおりです」 弁護士「事件の時、あなたは眼鏡をかけていましたか?」 証 人「かけていました」 弁護士「おや? あなたは、先ほど、眩しいからサングラスをかけていたと証言しましたね? 度のついていないサングラスを! それで、対向車の助手席の人物の顔が見えたのですか? それとも眼鏡をしていたのでしょうか? 眩しくはなかったのですか? どちらなんです!!」 証 人「はあ、だから眼鏡をかけて、その上からサングラスもかけてました」 弁護人「それ、おかしいっしょ!」 運転中に眩しい時は眼鏡をかけてさらにサングラスをかけると言ったところ、友人が「それ、おかしいっしょ!」と言ったので、上記のようなことを想像したわけです。 ところで、サングラスをかけても、逆光だと対向車の中など見えません。 |
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