最近色んな場所で「ぴっぽさん!」とよく声をかけられます。 おもに背後から。 たまにサイドから。 いずれにしても油断は禁物だわ。
先日もマックのお子様エリア(遊べる所)に入ったら「ぴっぽさん!」じゃなかったけれど「こんにちはー!」というの声がするんで振り向くとピーの同級生のお母さんが手をふってくれていたんですが、しばらく会わないうちに前とは別人みたいになっていたので目を疑ってしまいました。
この方40代くらいじゃないかと思うんだけど、以前はショートカットでお化粧もあんまりしていなくて服装もTシャツorポロシャツにチノパンって感じだったのが、髪はロングになってお蝶婦人みたく巻き巻きしてるしメークもフルになってるしギャル風マダムみたいな服着てるし。 しかも仕草にも変化が。 首傾げて顔の横で掌をヒラヒラさせて「こんにちはー!」なんて、そんなキャラじゃなかった様な気がするんだけど。
何かあったのかなぁ。 だけど理由はどうあれ女の人が華やかになるのはいい事だと私は思う。 というか、よくよく考えるとこの人だけでなくこういう現象は他のお母さんにもちらほら見られるなぁ。 子育てが一段落ついて本来の自分らしく身を飾る事を楽しむ余裕が出てくる頃なのかも。 子供が小さいうちはみんな大なり小なりそういうのを我慢してるんじゃないかと。
ずっと前、公園に赤ちゃんを連れて来ているお母さん達を見た成人男性が「この人達がセックスしたんだという事実が信じられない、あれはもはや女ではなかった」みたいな事をご自身の日記に書かれてるのを読んだ記憶があるんだけど、この人はきっとチンケでモテない男なんだろうなぁと思った。 まぁ男の人の夢をいかに壊さないでいられるかっていうのが女の力のみせどころかもしれないけど、でも、本当にいい男っていうのは女の人の余裕を失った姿すらちゃんと受け入れられるもんですよ。 「愛と追憶の日々」で、娘の看病に疲れきって髪もボッサボサのシャーリー・マクレーンを何も言わずに包み込むジャック・ニコルソン。 あれですよ。 あー書いてて泣けてきた。
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