プレイステーションで、ワイプアウトXLという異常に速いレースゲームがある。こんなに速くする発想がおかしい、って感じるぐらいのスピード感。
1996年に発売されてそのときに本体と一緒に買った思い出深いゲームだ。17、18歳のころか、必死でやっていたワイプアウト。やってると、気持ちよくなって、サルのように繰り返しやっていた。
その中でも最速のマシン、最速のコースで久しぶりに遊んでみた。
最初の一周は壁にぶつかりまくり、やっぱり難しいよな、ブランク5年以上あるしと思った。
しかし、しかし、3回目ぐらいでコツをつかみ(まるで誰かのネタみたいだけど)、10回目ぐらいであっさり記録が塗りかえることができた。 あの若き日の努力は一瞬にして、たいしてレースゲームもやらなくなった会社員に抜かれてしまった。
昔の自分のことを思うと不憫なやつだと悲しくなるような、 でも俺って晩成なのかなと、今後の自分に期待して少し希望が持てるような、複雑な気分になった。
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