化粧落としのCMで、出演者の化粧の落とし終わった顔を見るのが楽しみな僕です。
五木寛之の昔やってたラジオの暗さが好きで、青春の門や、エッセイなんかも興味深く読んでた。 そんなわけで、彼の書いた「人生案内」というエッセイを立ち読みしていると、自分と考えが同じだったことが書いてあったので、とても感動した。立ち読みで感動するのはさておき。 まあ、そんなことよくある話じゃんと思うかもしれない。 でも、この考えはあんまり共感者いないだろうと思っていただけに、さらに五木寛之が好きになった。
その考えというのは、 「努力が生まれつき好きで得意な人と、努力のできない人がいる」 ということだ。 「頭のいい、悪いではなく努力しだいなんだ」、とかよく世間では言われるけど、その努力をできるのは、努力ができるという才能のある人なんだと常々感じる。 努力しなければ不安になるとか、努力をした結果の満足を強く感じとれるとか、努力に対する肯定的意識が強いとか、そういう人。
それでも、努力できる才能が少ない人なら、努力しなくていいというわけじゃない。 本には、「風が吹くときのために、帆を上げて走れる状態にしておく、とよい」と書いてあった。
チャンスがめぐってきたときに気持ちを持っていけるようしておくと、必ずチャンスは来るのだそうだ。
ていうことはつまり、自分の力だけじゃなく、周りの力もかりて動くべきってことなんだな。がんばろ。
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