2001年06月20日(水)
【コボレオチルモノ。】 「コボレオチルモノ」 今手のひらの指の隙間から。 零れ落ちるモノがあって。 それまで抱いていたモノが。 夢とか、希望とか、願いとか。 現実を知らなかった甘さとか。 そんな浅はかだった想いとか。 まるで砂のように。 まるで決して掴めない水のように。 掴もうとした手のひらから ポロポロと。ボロボロと。サラサラと。 零れ落ちていく。 止めようと手を握り締めても。 手にひらには何も残りはせず。 今この手のひらから零れ落ちるモノを。 私は留めることが出来なくて。 私は止めることが出来なくて。 コボレテイク。 コボレテイク。 ワタシノココロガコボレテイク。 ワタシノオモイガコボレテイク。 ワタシガ・・・・コボレテイク。 ================== 本当にね、コボレテイク瞬間って ある気がして。何もね、手には 何も見えないけど、自分から何かが コボレテイク瞬間は絶対ある気がして。 大事なことが失われていく時。 それはヤッパリ手から何かが零れ落ちる事と 似ている気がして・・・。 ================== |