2001年07月23日(月)



【■埋められないモノ■】


この悲しみは
何で埋めたら良いのでしょうか。

この苦しさは
何で埋めたら良いのでしょうか。

もう既に貴方はこの世には無く
貴方の笑顔だけが想い出されて

どうしようも無い事は解っているけれど
この悲しみが止まる事も無くて

泣き続ける私を貴方はきっと
空の上で悲しんでいると解っているのに

貴方が居ない 今
この悲しみを
私は何で埋めれば良いのでしょう。

貴方が消えた 今
この心の空洞を
私は何で埋めれば良いのでしょう。

今にも貴方の笑顔や、笑い声が
鮮明に目の前に甦って来ます。

その度に涙を流す私を貴方は
きっと空の上で悲しんでいるのでしょう?
きっと空の上で「全く泣き虫なんだから」と
呆れているのでしょう?

それでも。
貴方の穴は何ものでも埋める事など
出来なくて。

だから私は。
この空洞を。
この悲しみを。
この苦しみを。
この痛みを。
大事に抱えて生きて行くのでしょう。
心にしまって生きて行くのでしょう。

貴方の眩しい笑顔と共に。
そして私が愛した貴方の全てと共に。
私はこれから生きて行きます。



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今日は大内美予子さんの「沖田総司」を
途中まで読みました。その関係でこの様な
詩になりました。セイ詩ですね。
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