2002年03月18日(月)
【―移ろい易い画面の前で―】
今までその画面には 何が現れていたのだろう?
思い出せないのは この眼が曇っているからか ぼやけているからか
移ろい易い画面の前では この世界さえ見えなくなる
嘘ばかりの画面の中では 何が真実かなんて解りはせずに 汚い言葉も綺麗な言葉も あちらこちらに氾濫していて
それでも 移ろい易い画面の前で瑕を舐め合う
こんな箱の中の何処に 真実が見えると言うのだろう?
決して ありはしない ありはしない
真実は己が瞳でみたものと 己が心で感じたものだけ
この移ろい易い画面の中は空っぽなのだ 何でもあるかの様に見せ掛けてはいるが
本当は空っぽなのだ
空っぽなのだ
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