2002年07月30日(火)
【飛ぶ】
空が余りに青くて綺麗だったから
僕は鳥にでもなったかのように
飛べる気がした
そんな訳無いのに
重力に逆らえない人の運命(さだめ)は
僕の身体を固いコンクリートに打ち付けた
流れ出る血は真っ赤に僕を嘲笑う
それでも
落ちてる瞬間は
飛べていたと
僕は空を飛んでいたと
朦朧とした意識の中で確認した
そして遠くで叫ぶ母さんの声だけが
僕の最後の記憶になった
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