2004年05月19日(水)



【雨】


車が弾く雨をひたすらに見つめた
沈黙がとても静かに続いたまま
君と僕とを遠ざける


何もしゃべらないのは
この沈黙の先に
この雨の止んでしまった先に
別れが在ること
お互い気付いているから


僕がひとつ言葉を発したら
君はきっと言うのだろう
もう、やめよう、と


そうして僕は
仕方の無い事なのだと
大人ぶって分った振りして
寂しく笑う


嗚呼
このまま雨が止まなければいいのに






 


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