2006年07月16日(日)
【サッカーボール】 ずっと近くで見つめていた 誰よりも近くで見つめていた 私にはその自信がある だって一緒に駆けていたんだもの あの眩しい夏の日 汗が滴り落ちる暑さの中 君と一緒に 私はあのボールを追い掛けていた 必死で君の背中を追いかけて 必死で追いつこうと頑張って 楽しくて仕方なかったあの頃 ねえ 無邪気に笑いあえたあの頃には もう戻れなくなってしまったけれど 後悔はしていないんだ サッカーボールじゃなくて 今度は君を追いかける事にしたから 好きだよと笑いかける私に ビックリした君の顔 まだ脳裏に焼きついてて少しだけ笑える 不思議と 恐怖は無いんだ 君のはにかんだ顔も笑った顔も 怒った顔も、悔しい顔も 私は 全部知ってるから これからもきっと 傍に居られると 信じてるから |