日常喜劇

2002年02月04日(月) 腕時計


母が椿山荘で腕時計を買ってきてくれた。
こんな気前のいいプレゼントもらったことがない。
少々驚いて、高価な包みを開けてみると、そこには
ちょっとおばちゃん向きなキラキラした腕時計が。
「…ありがとうお母さん」
笑って受け取ったが、これを使うには他にも問題があった。
私には、愛用している腕時計がひとつある。
これがもう、バンドを変え体内時計を代えて
かれこれ8年近く持っている、私の最も身近なもの。
しかしこの腕時計にはいわくがあった。

絶対に無くならない

のだ。
とにかくもう、どこへ連れていってもちゃんといっしょに
帰って来る。ホントに世界各地で実証済み。
どんなにぞんざいに扱っても、いつの間にか目の届くとこに置かれている。
何より不思議なのは、他に腕時計を買ってもそれらが3ヶ月と
保たずどこかへ行ってしまうのに対し、こいつだけ8年もいっしょ。
8年の間に、確実に同業者(笑)5個は紛失しているのになぜ君だけ残る。
絶対なんか憑いてるコレ。
だからこのちんじゃんしょーのお土産も、いちおう母のプレゼントだし
大事にしたいんだけどいつまで保つのかとっても不安。

(でもとりあえず日記に書いたから無くなったらいつまで保ったか
確認できる。)


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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