| 2002年02月16日(土) |
こんなところに旅日記・3 |
12時前に床に入ったわりに、6時の目覚ましにめげることなく 40分ほど追加して寝こける。 しまった朝風呂するんだったーーー! 慌てて起きて、ゆうべ真っ暗だった岩窟風呂へ行く。 やった今度はちゃんと海が見える! つーか100m先くらいの岩の上に釣りしてるおじちゃんが! コラそこどけ!手すりから海覗きたいのにそんなところに 居られたら私が見られちゃうじゃないか!(怒) 心からの開放感を得られず、ややふてくされ気味に朝風呂を終え、 朝ご飯を食べ、チェックアウトしてホテルの上にある高台へ散策に行く。 このホテル、広いと言ったのは本当で、半島まるまるホテルの敷地になっている。 エレベーターで33階、地上約80mを登るとそこはまたホテルの別館と 露天風呂と見晴台と神社が(笑) 稲荷様にお参りし、〇曜サスペンスでよく突き落とされてそうな 崖ップチで海を見下ろしたり写真を撮ったりする。 あ、向こうの半島にあるホテル、日当たり悪くて雰囲気不倫旅行にぴったりだ。
さてホテルを出たら、次は伊勢へ向かいつつ今日の観光を楽しむ。 しかし紀伊本線、極端に電車が少なくて普通は3時間に1本とのこと。 わずか20分乗るのに特急料金680円を支払い、途中の新宮で下車。 まず天然記念物、浮島へ行くと管理人のおじちゃんに好意的に迎えられる。 次に熊野速玉神社摂社の神倉神社。ここがスゴかった。 昨日の那智の滝への石段もスゴかったけど、ここはもっと急勾配! ロッククライミング一歩手前っぽいんだホントに! なんか脚だけじゃなく手も必要だよこの上り階段。 昨日心から欲した杖が、今日もご丁寧に鳥居のそばに置いてあったので 拝借する。…午前中からしんどいよぅ。 這うように石段を登りきったところに大きな岩の御神体が。 手を合わせて、さぁ帰るのがまた大変だぞ! と思ったら木陰に楽歩道の文字が。 あぁ…こっちにしよう(笑) しかしこれが楽じゃなかった。つーか道がない! 道なき山道を滑るように下っていく年頃の女二人…これは果たして OLの旅なんだろうか…。こなくそ、田舎モンの足をなめんじゃないぞ! そしてここで杖の本領発揮。やった役に立ってる! 「…もしかして石段の方が楽だった…?」とか自問自答しながら ヒールで山を滑り下り、ようやく地上へ。 最後にもう一度手を合わせて、ここの参拝完了! さ、次は熊野速玉大社よ!
てくてくてくてく、人家の間を通り抜けて速玉大社へ。 けっこう歩いて、ようやく着いた大社は、でも普通の神社が 大きくなっただけでさっきのインパクトには敵わなかったので さらっと参拝を済ませる。帰りに参道わきに地場産売ってる店があって 「しまった和歌山来てまだみかん食べてない!」という重大な問題に気付けて 慌ててみかんを買う。というか、みかんもポンカンも食べたくて 二つを合いの子ってのを買う。わ〜い、後で電車の中で食べよ〜〜v
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