高校時代の友達が芝居に出るというので、当時 つるんでいたメンツと観に行ってきた。 劇場が、東京タワーのすぐ近くでびっくり、 ライトアップされた大きな塔が下から見れてキレイだったv さて芝居。 開演7時にちょっと遅れてしまったので、 芝居の始まってしまった会場にこそっと入る。 呼吸を整えて、さて見るかと居住まいを正したところから 物語スタート。
喫茶店に、何か任務を遂行しようとしている うさんくさい黒服の男女二人が入ってくる。 マスター、うさんくさいと思いつつお水を出す。 すると女の方がちょっとためらってから 一週間前に死んだ男のことを知らないかと聞いて来る。 マスターはその男がよく知る友人だったので、 「先週亡くなったんですよ」というと彼女は 「それは知っている、我々が探しているのは彼の魂だ」 と言う。 マスターとその妹さん、さらに彼らをうさんくさいと思って 「あなた方は誰なんですか?」と聞くと彼女は平然と 「我々は死神だ」
「…は?」 私の声は図らずも劇中のマスターと妹さんの声と かぶってしまいました。 「…なんだこの劇?こんな話なのか?」 心の中で激しく自問。 しかしこの瞬間、いきなり自分は死神だといわれたら パンピーがどう反応するかがよっくわかりました。 なるほどうさんくさい。 都筑さん達も自分を名乗る状況と相手の理解度は きっちり図って欲しいものです。
(え?もう終り??)
|